マイケル・ジャクソンの第1子であるプリンス・ジャクソンが、父親を観て気を失ってしまうファンを目の当たりにした時のことや、偉大な父親のレガシーを受け継いでいく責任について語った。(フロントロウ編集部)

父マイケル・ジャクソンの偉大さを振り返る

 2009年6月に50歳の若さでこの世を去った、“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンのライブでは、マイケルが放つ圧倒的なオーラのあまり、気を失ってしまうファンもいたことは有名な話。

 ファンにとっては神々しい存在だったマイケルも、プリンスことマイケル・ジョセフ・ジャクソンJr.(24)、パリス(22)、プリンス(19)の3人の子どもたちにとっては1人の父親。今回、第1子であるプリンスが米Fox Soulの番組『The Mix』に出演して、父親の偉大さを映像を通して目の当たりにした時のことを振り返った。

画像: 父マイケル・ジャクソンの偉大さを振り返る

 11歳だった時に父親マイケルを亡くしたプリンスは番組のなかで、父親の人気ぶりに気がつき始めた時のことについて、「幼少期の頃、大人になっていくに連れて、人々が僕らについて来ることに気がつきました。手を伸ばして、父親に触ろうとしてくるわけです」と振り返っている。

 そうしたなかで、とあるライブ映像を観る機会があったそうで、その映像のなかで、父親のパフォーマンスを観て思わず気を失ってしまうファンたちの姿を観ることになったという。「その時はまだ10歳か11歳くらいの時だったのですが、父親が中東でパフォーマンスしている映像を観たことがあって、屋外でパフォーマンスをしている父親を観ながら、多くの観客が気を失ってしまっていたのです」とプリンスは振り返り、次のように続けた。「それで、僕は父親にこう訊きました。『あの人たちはどうして気を失っているの? 僕は毎日パパに会っているのに』と」。

 思わずファンが気絶してしまうほどの“キング・オブ・ポップ”だったマイケルも、幼少期のプリンスにとっては、普通の父親。とはいえ、大人になって父親の偉大さを知った今では、子どもとしてマイケルのレガシーを受け継いでいくことの責任も感じているそうで、本名をマイケル・ジョセフ・ジャクソンJr.というプリンスは、偉大な父親の名前がつけられていることについて、「父親と同じ名前を共有できることを誇りに思います。ただ、あまりに強い名前なので」と語っている。

 プリンスは「プレッシャーとは言いたくないのですが、父親が懸命に努力して築き上げ、維持してきたレガシーがあるわけです。僕の人生における立ち位置とはそういうもので、それこそが自分が与えられたものだと思っています。そのレガシーを広げていきたいです」と続け、マイケル・ジャクソンの遺伝子を継ぐ者として、彼のレガシーを広げていく使命を感じていると明かした。(フロントロウ編集部)

 

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