キルスティン・ダンストが第2子妊娠を公表
トビー・マグワイア主演の映画『スパイダーマン』シリーズや、『マリー・アントワネット』などの代表作で知られ、近年では、崖っぷち主婦を演じたダークコメディ・ドラマ『ビカミング・ア・ゴッド』が好評を博した俳優のキルスティン・ダンスト(38)が妊娠していることがわかった。
キルスティンは、ドラマ『FARGO/ファーゴ2』での共演をきっかけに交際をスタートし、2017年に婚約、2018年5月には第1子エニス(2)が誕生した俳優のジェシー・プレモンス(32)との第2子となるベビーの妊娠を米W Magazineのフォトシュートを通じて世間に公表。
同誌の表紙には、映画『マレフィセント』のエル・ファニングと映画『オン・ザ・ロック』のラシダ・ジョーンズも登場した。
キルスティンは、インタビューでは妊娠について直接語ることはなかったものの、大きなお腹で臨んだ写真撮影について、「すべてのショットは床の上で撮影したの。『起き上がれない~!』って感じだった」とジョークを口にして、身重な体のためポージングが困難だったことを明かした。
ソフィア・コッポラがフォトシュートを監修
2018年に第1子エニスを身ごもった際には、お気に入りブランドのロダルテ(Rodarte)のルックブックを通じて妊娠を発表するという、おしゃれな方法をチョイスしたキルスティン。
第2子の妊娠公表に選んだW Magazineのフォトシュートは、映画『ヴァージン・スーサイズ』(1999年)にはじまり、主演作『マリー・アントワネット』(2006年)、『ブリングリング』(2013年/カメオ出演)、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2017年)でタッグを組み、プライベートでも親しくしている女性監督のソフィア・コッポラがディレクションを務めた。
表紙と誌面で着用した白いレースのドレスも、やはり、友人であるローラ&ケイト・マレヴィ姉妹が手がけるロダルテのもの。今回のフォトシュートのためにカスタムで製作されたもので、シルエットはキルスティンがエニスの妊娠中によく着ていた、母の思い出が詰まったドレスを参考にしたのだそう。
キルスティンが語るコッポラ監督との絆
キルスティンは、コッポラ監督と初めて仕事をした『ヴァージン・スーサイズ』について「すごく守られていると感じた。彼女は、私に、自分はクールなんだと思わせてくれた。(コンプレックスだった)私の歯もね。自分はキレイなんだと思わせてくれた。16歳だった私は、それまでそんな風に思ったことはなかった」と、コッポラ監督が、当時まだティーンエイジャーで、容姿に自信が持てなかった自分を勇気づけてくれたとW Magazineのインタビューで回顧。
さらに、その後も、いくつもの作品でコラボし、“芸術家とミューズ(※)”として特別な関係を育んでいることについて、「おたがいが子供を持つ様子を目の当たりにすることができるなんて、こんな友情を築けたことは本当に素敵なこと」と、コッポラ監督を生涯の友人として大切に思っているとも語った。
※作品のインスピレーションの源となる人物
出産はもうすぐ?
キルスティンがジョークを飛ばしていた通り、W Magazineのフォトシュートは、ほとんど、ベッドやソファーに座っていたり、床に寝そべっていたりする写真ばかり。
ベビーの出産予定時期については明かしていないけれど、立ったままでのポージングがしづらいほどお腹が大きくなっているということは、双子でないかぎり、第2子が誕生する日はそう遠くないよう。(フロントロウ編集部)