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ドラマ『ブリジャートン家』のシーズン2には、シーズン1の主役の1人である公爵のサイモン役を演じて一躍ブレイクした俳優のレゲ=ジャン・ペイジは出演しないことが発表。公式からの衝撃のお知らせに世界中のファンが悲鳴を上げるなか、最近になり同シリーズにどハマりしているあのセレブも思わず反応した。(フロントロウ編集部)

『ブリジャートン家』シーズン2はレゲ=ジャン・ペイジ不在

 Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』は、19世紀のロンドン社交界を舞台に、貴族たちの切なくも激しいロマンスや人間味あふれる葛藤を描くとともに、社交界新聞に貴族たちのゴシップを寄稿する謎の女性コラムニスト、“レディ・ホイッスルダウン“の正体に関する謎解き要素も加わった作品。

 シーズン1は、配信開始から28日間での視聴世帯数がNetflixのオリジナルシリーズ史上最多となる8200万を突破するという大ヒットを記録した。

 『ブリジャートン家』の人気の起爆剤となったのは、視聴者たちを熱狂させた、麗しくも複雑な過去を抱えるヘイスティング公爵ことサイモン・バセットと名門貴族ブリジャートン家のピュアな長女ダフネの恋の駆け引き。

 サイモンを演じた俳優のレゲ=ジャン・ペイジとダフネを演じたフィービー・ディネヴァーは、それぞれ本作への出演をきっかけに一気にキャリアが大きく花開いたが、なんと、この春撮影開始が伝えられているシーズン2にレゲが出演しないという、衝撃のお知らせが米現地時間4月2日に『ブリジャートン家』とNetflixの公式SNSで発表された。

画像: レゲ=ジャン・ペイジ

レゲ=ジャン・ペイジ

 シーズン2は、米作家ジュリア・クインによる原作シリーズ『ブリジャートン シリーズ』の2作目、『不機嫌な子爵のみる夢は(The Viscount WhoLovedMe)』をベースとし、ブリジャートン家の長男アンソニーの恋物語を主体としたストーリーが展開されることが発表されている。

 レディー・ホイッスルダウンからの手紙として公開されたのは、シーズン2にレゲは出演しないことを明言するこんなメッセージだった。

「親愛なる読者のみなさんへ アンソニー・ブリジャートン子爵の夫人探しの冒険に皆さんの視線が注がれるなか、私たちはヘイスティング公爵を誇り高く演じたレゲ=ジャン・ペイジにさよならを告げることにしました。サイモンの不在が恋しくなることは確かですが、彼はこれからもずっと『ブリジャートン家』ファミリーの一員であり続けます。ダフネは献身的な妻であり、社交界シーズンに臨む兄(アンソニー)をサポートする妹として留まります。きっと、読者のみなさんにとって耐えがたいほどの好奇心をそそるロマンスに満ちたシーズンとなるでしょう。 敬具 レディー・ホイッスルダウン」


サイモンファン大荒れ あのセレブも反応

 シーズン2ではレゲ演じるサイモンとダフネは主役ではなくなるため、出番がぐっと減ることは覚悟していたものの、まさか『ブリジャートン家』ブームの立て役者の1人であるレゲがシリーズを離れることになるとは予想していなかったファンたち。

 とくに、メインキャラクターの1人であるダンベリー夫人役のアッジョア・アンドーが、この数日前に公開された米ETとのインタビューで、シーズン2では、サイモンとダフネの関係がどんな風に描かれるかというヒントを出していただけに、レゲ離脱のニュースの衝撃はすさまじかった。

 「信じられない…」「私の朝が台無しになってしまった…」「エイプリルフール(4月1日)はもう過ぎたよ! 」といったツイートが続出するなか、この悲報がウソや冗談ではないという追い打ちをかけるように、レゲ本人がコメント。

 「生涯の思い出に残る冒険だった。(『ブリジャートン家』の)ファミリーの一員になれたことも、物語の中でも舞台裏でもキャストたちやスタッフと絆を育めたことも、素晴らしいファンに出会えたことも、想像すらできなかったくらい、最高の喜びと栄誉だった! 愛は本物であり、これからも育ち続ける」。

 これには、最近になり、少し遅れて『ブリジャートン家』熱に浮かされているリアリティスターのキム・カーダシアンも「待って!!! 何ですって???」とショックを隠せない様子でコメントしていた。

画像: サイモンファン大荒れ あのセレブも反応

もともとシーズン1以降の出演契約は結んでいなかった

 米Deadlineによると、レゲはもともとシーズン1以降の出演契約は結んでおらず、レゲ演じるサイモンがシーズン2以降には出演しないという展開は、原作ファンにとっては想定内だった。

 『ブリジャートン家』のプロデュースを手がけるションダ・ライムズは、「覚えておいて。公爵は決していなくなるわけじゃない。彼はまたみんなにイッキ見されるのを待っている #Netflixのションダランドの男性たちは永遠」というユーモアあふれるツイートをしている。

 ションダのこの言葉は、“Netflixで『ブリジャートン家』をもう一度イッキ見しよう”とファンを促す意味にくわえて、“もしかしたら、将来またいつか、レゲ演じるサイモンが『ブリジャートン家』に登場するかも? ”と淡い期待を抱かせるニュアンスが含まれているのではないかと受け取られているけれど、レゲ扮するサイモンにまたお目にかかれる日は来る? 


シーズン2の追加キャストが発表

 ちなみに、今回の悲しいお知らせのインパクトを少しでも和らげるためかのように、シーズン2から『ブリジャートン家』ファミリーに加わる新キャスト2人が発表。

 アンソニー(演:ジョナサン・ベイリー)が恋の駆け引きを繰り広げるケイト(演:シモーヌ・アシュリー)の妹エドウィーナ役に新人のチャリスラ・チャンドランが、そして原作には登場しない、ドラマ版オリジナルの謎のキャラクターにドラマ『魔術師 MERLIN』のルパート・ヤング』がキャスティングされた。

チャリスラ・チャンドラン

画像: ルパート・ヤング

ルパート・ヤング

(フロントロウ編集部)

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