カニエ・ウェストのドキュメンタリーが誕生か
ビリー・アイリッシュの『ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている』やテイラー・スウィフトの『ミス・アメリカーナ』、そしてアリアナ・グランデの『エクスキューズ・ミー、アイ・ラヴ・ユー』など、今、音楽界ではアーティストのツアーや活動に迫ったドキュメンタリーの制作がブーム。
5月にはAmazonプライム・ビデオでシンガーのピンクのツアーの裏側などを収めたドキュメンタリー『オール・アイ・ノー・ソー・ファー』が配信されることが決定しているけれど、ここへきてカニエ・ウェストもドキュメンタリーの制作に乗り出したと報じられた。
カニエのドキュメンタリーは映画ではなく、ミニシリーズになるようで、1990年代から20年以上にわたってカニエのことを撮り続けているClarence"Coodie" SimmonsとChike Ozahの映像が基になり、2人がこのプロジェクトの指揮をとる。
まさにカニエの半生が映し出されたドキュメンタリーでは、カニエの最愛の母であるドンダ・ウェストの死や、2020年の大統領選への出馬についても扱う予定。しかし2021年に離婚申請したキム・カーダシアンとのことが映し出されるかは、現時点では不明となっている。
カニエの半生が取り扱われるドキュメンタリーは、Netflixが2021年後半に配信を予定しているようで、米BillboardはNetflixがこのドキュメンタリーを約33億円で買収したと報じているけれど、実際のところは明かされていない。
本作の制作過程にカニエは関わっていないと報じられているものの、映画はカニエが撮影の許可を出した秘蔵映像をもとに作られるそうなので、キャリア初期の頃やデザイナーとしてのことなど、これまで知ることができなかったカニエの裏側が見られそうな予感。(フロントロウ編集部)