アン・ハサウェイが、あることを真剣に考え、行動に起こした。(フロントロウ編集部)

アン・ハサウェイ、プラスチックボトルに不安

 映画『マイ・インターン』や『プラダを着た悪魔』で知られるアン・ハサウェイが、夫のアダム・シュルマンとともに、ある企業をサポートし始めたという。それは、水のブランドであるZEN WTR。その理由は味…ではなく、そのボトルにあるという。

 「可能であればプラスチックなしがベストだけれど、可能でない時にはどうしたらいい?その疑問は、夜に私が眠れなくなるもの。(冗談を言ってるわけじゃない)。だから、私とアダムが支援することに決めたZENWTRという企業について話させてほしい」

 世界のプラスチック問題を解決するためには、世界中の企業と消費者が協力して、供給すること・求めることをやめなければ成し遂げられない。さらに、プラスチック製品のなかには代替品がまだない物もある。リサイクルされずにゴミとして地球に貯まり続けているプラスチックを削減するためにはどうしたら良いのかという思いに駆られ、眠れない夜を過ごしていたというアン。そんな彼女は、ZEN WTRのボトルの生産過程を知り、サポートしようと考えたそう。

 「ZENWTRのボトルは、最大で5つのオーシャンバウンド・プラスチック(※)から作られていて、それはつまり、新しいプラスチックが私たちの世界に作られる数を減らしている。これはさらに、莫大な量のプラスチックが海にたどりつき、汚染することも防ぐことを意味している。この企業は2025年までに、5,000万ポンド(約2,300万キロ)のプラスチックを“レスキュー”、リサイクル、リユースすることを目標としてる。

 もちろん、これは魔法のような解決策ではない。そして、環境への上辺だけの配慮をあなたに聞かせようとしているわけではない。でも、プラスチックは可能な時にはいつでも避けるべきもの。しかし、私たちの完璧ではない世界では、プラスチックのボトルは避けられないものに見えるし、人によってはとても重要で必要なものでもある。だからこそ、さらに良い解決策を考え、その間によりサステナブルなオプションがあることに安心した」

 ※オーシャンバウンド・プラスチックとは、海に流れつく直前に拾われたプラスチックごみのこと。例えば、海に繋がる川の近くや、堤防に捨てられたプラスチックごみなどを指す。

 解決策はパッと生まれるものではないなかで、解決策が生まれるまでは普通にプラスチックを使い続けるということは避けたいもの。そのなかで、環境に少しでも配慮できる選択肢があれば、それを選びたいという人は多いはず。アンもそう感じたようで、その思いを綴った。

 ZEN WTRだけでなくとも、例えばプラスチックボトルではなくアルミ缶のドリンクを選ぶなど、毎日の中で個人ができる選択はある。少しでも意識してみれば、行動にもつながるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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