2大ファンデから自分に合うタイプを選ぶ方法
ファンデーションを使う人の中でかなりの割合を占めているのが、パウダー派とリキッド派。
そんな言葉があるほど2大ファンデは人気だけれど、一度どちらかを使ったら、つい同じタイプを選びがち。でも肌やメイクの好み、またはライフスタイルは日々変化するため、たまには自分にはどのファンデが合っているのか、今一度考えてみるのも大切なこと。
メイクのプロによると、魅力が異なるパウダーファンデとリキッドファンデには、仕上がり以外にも選ぶポイントがいくつかあるそう。プロが教える、自分に合ったファンデの選び方をご紹介。
肌質に合わせて選ぶ
乾燥肌やオイリー肌といった肌質は、自分に合うファンデを選ぶときのポイントのひとつ。メイクアップアーティストのデレク・セルビーは、「乾燥肌ならリキッドファンデ、オイリー肌や混合肌ならパウダーファンデと相性がいいよ」と米New Beautyに説明。
リキッドファンデには油分が多く含まれていて乾燥を防ぐ働きがあるため、カサつきやすい乾燥肌に合っており、パウダーファンデは油分が少なくサラっとしているため、ベタつきやすいオイリー肌や混合肌に合っているそう。
気になる肌悩みで選ぶ
ニキビやシワなど肌の悩みは人それぞれ異なるけれど、この悩みによっても合うファンデが異なるよう。シワの目立ちやニキビ、肌の凹凸が気になる人にはリキッドファンデ、テカリによる皮脂崩れが気になる人にはパウダーファンデが合っているそう。
化粧品科学者のケリー・ドボスによると、リキッドタイプは肌にしっかり密着するため、シワに入り込んで目立たせることがなく、さらにカバー力も高いためニキビや毛穴もしっかりカバーしてくれるという。
一方のパウダーファンデは、皮脂を吸着して抑える力が抜群に高いのが特徴。そのため、時間が経ってもテカりにくく、皮脂崩れもしにくいのだとか。
使いやすさで選ぶ
ささっと時短でメイクをしたい人や失敗したくない人にとっては、使いやすさも重要。そんな使いやすさに優れているのは、パウダータイプのファンデーション。
俳優のルーシー・ボイントンなどのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのベンジャミン・パッキーは、「パウダーファンデは、素早く塗れて失敗もしにくいから、急いでいるときにぴったりだと思う」と話し、初心者には必ずパウダーを勧めるようにしていると明かした。また持ち運びも簡単なため、外出先でメイク直しをしたい人にもオススメ。
パウダーとリキッドから自分に合うものが見つかる3つの選び方。新しいファンデを買うときには、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)