ジェイソン・ステイサムの素顔を婚約者が語る
映画『ワイルド・スピード』シリーズなど、数々のアクション映画に出演する俳優のジェイソン・ステイサムの婚約者でモデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーが、恐らく世間の人たちがあまり知らないであろうジェイソンの素顔について米ELLEのインタビューで語った。
「初めて(ジェイソンに)会って、一緒に過ごした夜のことを思い出した。翌日、友人に電話で、『ワオ。彼は私が思っていた人とは全然違う。とても地に足がついていて、謙虚で、楽しくて、カリスマ性があって、エネルギッシュなの』って伝えた。どれもすべて私の予想とは違っていたけど、それが私が彼に惹かれた理由でもあるの」
映画『トランスポーター』シリーズでブレイクした当初のジェイソンのイメージからすると、“楽しい人”とはほど遠い感じがするが、最近では『エクスペンダブルズ』や『SPY/スパイ』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』等の作品で、自らのタフなイメージをネタにして笑いをとるなどユーモアな一面も見せている。
ロージーもジェイソンが過去に演じた役柄から、まったく違う人物像を思い描いていたが、実際に会って良い意味で予想を裏切られたことを告白。なかでもロージーが感心したのは、売れっ子俳優のジェイソンが普通の感覚を持ち合わせていたことだという。
水泳の飛び込み選手を引退して以降、様々な職を転々としていたジェイソンが俳優としての活動を本格的にスタートさせたのは30歳を過ぎてから。苦労した経験があるからこそ、ジェイソンにはおごったところがまったくないとロージーは話す。
「彼は1ポンド(約150円)の価値を知っている。そして、努力して得られるものを理解している。彼は30代になるまで演技はしていなくて、(俳優になる前は)家の塗装や内装をしたり、クラブのドアマンをしたり、市場の露店で商売をしたりして、人生の大部分を過ごしてきた」。こう語ったロージーは、「だから、彼は本当の意味での地に足のついた人間であり、私は彼が私たちの子供にもそれを伝えてくれると信じている」と彼の人柄を褒め称えた。(フロントロウ編集部)