ジャスティン・ビーバーが『ミュージックステーション』出演の際に着ていた「日の出」をモチーフにしたジャケットのブランドが判明! デザインを手がけたのは、すごい人物だった! (フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーがMステで着用したジャケットに注目!

 4月9日(金)に日本のテレビ朝日系で放送された『ミュージックステーション』3時間スペシャルに出演し、妻でモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)への愛を歌った「Anyone(エニワン)」を披露したシンガーのジャスティン・ビーバー

 その圧巻の歌声やパフォーマンスもさることながら、視聴者たちの視線を集めたのは、やはり、若者のファッションアイコンでもあるジャスティンの彼らしさ全開な衣装。

 なかでも、昇りゆく雄大な太陽がデザインされたキルティングジャケットは注目の的となった。

 そこで、フロントロウが、この通称「日の出ジャケット」がどこのブランドのアイテムかを独自にリサーチ! 

 すると、じつは、現代音楽界には欠かせない輝かしい経歴を持つ人物がデザインを手がけるブランドのアイテムであることがわかった。


デザインしているのは「超マルチな才能の持ち主」

 英語では「Sun Bomber Jacket(サン・ボンバー・ジャケット)」とシンプルな名前が付けられたこのアイテムは、カリフォルニア・ベニスビーチを拠点とする新進気鋭のブランドERL(イー・アール・エル)のもの。

 ブランド名の「ERL」はデザイナーであるイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)のイニシャルからとったもの。

 フォトグラファーや映像監督、舞台芸術家としても活躍するイーライは、ラッパーのカニエ・ウェストの『Life of Pabloツアー』に登場した、かの有名な空中ステージを監修したほか、シンガーのレディー・ガガのラスベガス常設公演『Enigma』の舞台セットをデザイン。

 映像監督としては、物議を醸したカニエの楽曲「Famous」や「Fade」、シンガーのショーン・メンデスの「Nervous」のMVなどを手がけ、フォトグラファーとしては、ジャスティンと妻のヘイリー、ガガをはじめ、リアリティスターのキム・カーダシアン、シンガー兼俳優のセレーナ・ゴメス、日本の血を引くテニスの大坂なおみ選手といった超有名なセレブや一流ブランドと一緒に仕事をしてきた。

2019年、ガガと一緒に年越しするイーライ。

イーライが撮影したセレーナ・ゴメスが飾ったInterview Magazineの表紙

 イーライは、ビジュアル関連の作品だけでなく音楽の分野でも才能を発揮。ふらっと立ち会ったカニエのレコーディングでポロっと発したサウンドに関するあるアイディアをカニエが気に入り、即採用されたり、ラッパーのキッド・カディのアルバムにプロデューサーの1人としてクレジットされたりもしている。

 ティーンの頃からずっとファッションに興味があったというイーライは、いつかデザイナーになることを夢見て、14歳の頃、大好きだったブランドのMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)のオフィスにデザインを描いたスケッチブックを送ったこともあったそう。

 そんなイーライが、Comme des Garçons(コム・デ・ギャルソン)とセレクトショップのドーバー・ストリート・マーケットのCEOであるエイドリアン・ジョフィに声を掛けられ、2018年に設立したのがERLだった。


ジャスティンはMVでもERLのアイテムを着用

 独創的でポップで、西海岸のストリートの風を感じさせるERLのデザインはセレブにもファンが多く、男性だけでなく、リアーナやデュア・リパといった歌姫たちも、さっそく私服コーデに取り入れている。

 ジャスティンは、Mステで披露した「Anyone」と同じく、最新アルバムの『Justice(ジャスティス)』の収録曲である「Peaches(ピーチズ)」のMVでもERLのドット模様のキルティングジャケットを着用した。

画像: ©YouTube/ Justin Bieber

©YouTube/ Justin Bieber

 Mステで着用したERLの「日の出ジャケット」は、ブランドの本拠地であるベニスビーチの太陽をイメージしてデザインされたものである可能性が高いけれど、日本は別名“日出づる国(the land of the rising sun)”とも呼ばれる。

 ジャスティンがこのジャケットをチョイスしたのは、もしかしたら、日本のファンたちへの愛やリスペクトを表すためだったのかも。(フロントロウ編集部)

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