様々な顔を持つマーティン・フリーマン
イギリス人俳優のマーティン・フリーマンと聞くと、ドラマ『Sherlock/シャーロック』や、サイモン・ペッグやニック・フロストたちとの一連の共演作、はたまたMCU作品、そして日本のファンであれば、2015年にファンを大歓喜させたサントリーウイスキー響のCMを思い浮かべる人は多い。
そんなマーティンといえば、ある程度温和そうな、少し可愛らしいような外見でありながら、性格は皮肉屋であり、そんなところが人気の理由。
しかしマーティンが現在撮影に臨んでいる新作ドラマでは、マーティンの外見がガラッと変わるよう。
マーティン・フリーマン、役作りで坊主・ヒゲに
BBC Oneによる新作スリラー『The Responder』は、元警察官のトニー・シューマッハによる原作をドラマ化するもので、マーティンは主演を務める。
マーティン演じる主人公のクリスは、危機的状況にあり、モラルに欠陥のある、慣習に従わないタイプの、緊急対応に応じる警察官。夜間勤務に励みながら、私生活でも仕事でもなんとかやっているクリスだけれど、新人のレイチェルと組むことになり、危険な夜の世界を生き延びるためには、お互いに助け合うか、もしくは敵対しあうかしかないことに気がつく…。
イギリスのリヴァプールが舞台の本作の撮影が、現在、実際にリヴァプールで行なわれており、マーティンの姿も目撃された。本作でのマーティンの姿は、坊主にヒゲ! さらに、警察の制服を着ているマーティンには、ピリッとした雰囲気が漂っている。
マーティンは『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』でも警官役だったけれど、コメディ映画である作品と、『The Responder』での雰囲気は異なる。
また、クリスの相方となるレイチェル役のアデラヨ・アデダヨの姿も見かけられた。
新たなマーティンの魅力が感じられる『The Responder』、ぜひ日本でも見られるようになってほしい。(フロントロウ編集部)