自然な太眉=濃い色ではない
近年、自然な「太眉」がトレンド入りしていることもあり、あえて眉メイクに「濃い色」のアイブロウペンシルを選ぶという人も多いと思うけれど、ニューヨークで活躍するブロウアーティストのアジ・サックスいわく、アイブロウペンシルは濃い色なら何でも良いというわけではないそう。

これにはメイクアップアーティストのデリーナ・メジンも同意見のようで「眉の色はとてもパーソナルなもの。それにトレンドはない」と米Allureでコメント。アイブロウペンシルは、自分の髪色や肌のトーンに合わせて色を選ぶことが何より大切だと話している。
では、今っぽいふんわり太眉を叶えるためには、「どんな色」のアイブロウペンシルを選ぶべきなのだろうか。
プロたちによると、失敗しない色選びのポイントは「髪の根元」に合わせること。

実は、髪の根元はアイブロウペンシルの色やトーンを選ぶときの大きな目安になるそうで、アジは「根元を見れば、どのくらいの色の濃さや柔らかさのアイブロウが必要なのか判断できる」と説明。
例えば、黒髪や太い髪質の人は、根元と同じように濃くて暗めの色が向いている可能性が高い。一方で、髪色が薄い人や髪が細い人は、少し明るめのトーンのほうが自然になじみやすく、濃い暗めな色にするよりリッチな質感に仕上がることが多いという。

また、「おでこの広さ」もアイブロウペンシルの色選びの重要なポイント。アジは「アイブロウペンシルの色を選ぶときはおでこの広さも確認している」とコメント。「おでこが広ければ少し濃いめの色を選ぶし、小さければより柔らかな色でボリューム感を出すことが多いかな。そのほうが眉を強調しながらも、圧迫感を与えないから」と話している。
眉は、顔の印象を大きく左右する大事なパーツ。今っぽいナチュラルな太眉を叶えるためにも、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)