シリーズ9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
『ワイルド・スピード』シリーズは、2001年に第1作目が公開され、現在シリーズ8作品とスピンオフ1作品が公開されているカーアクション映画。日本では『ワイスピ』という愛称で親しまれている。
2020年4月15日、そんなシリーズ最新作となる映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の予告編が新たに公開された。『ジェットブレイク』は新型コロナウイルス感染拡大の影響により公開が延期となっているものの、2021年の公開を予定している。
そんな本作でヴィン・ディーゼル演じるドムのパートナーで凄腕ドライバーのレティ演じるミシェル・ロドリゲスは、米Cinema Blendのインタビューに驚きのアイデアを告げた。
『ワイルド・スピード』は『ジュラシック・ワールド』とクロスオーバーできる?
ヴィンとジョン・シナと共にインタビューに参加したミシェルはシリーズの今後について話し合った。その中で、『ワイルド・スピード』は『ジュラシック・ワールド』とクロスオーバーについて尋ねられたミシェルは、こう回答。
「気に入ったよ! 私はすべてに賛成! 私たちは昨日もこの話をしていました。とてもおかしな話だけど、昨日もこの話をしていたんです」
続けて彼女は、「なぜなら、(作品が)ある種の頂点に達すると、どこにも行くことができなくなり、クロスオーバーすることになるからです。それは大企業が大きくなりすぎたときにすることと同じです。わかりますよね?互いにブランディングして、合併するしかないのです。でも、それを邪魔するのは弁護士やスタジオです。なぜなら、統合しようとしているブランドは、通常、それぞれ別のスタジオなどに属しているからです。でも、同じ傘下にあれば?わかりませんけど。ただ、うまくいくと言っているだけです」とコメントした。
彼女の言う通り、『ワイルド・スピード』も『ジュラシック・ワールド』も米ユニバーサル・ピクチャーズの傘下。ファンにとっては突拍子もないアイデアのように思えるけれど、死んだと思っていたはずのキャラクターを蘇らせたり、宇宙に突入したりと、不可能を可能にし続けている『ワイルド・スピード』ならあり得ないとは言い切れない。
『ワイルド・スピード』シリーズは、全10作で完結することが正式に発表されている(※)けれど、今後スピンオフやアニメなど、さまざまな展開をしていくと見られている。『ジュラシック・ワールド』とのクロスオーバーについてはまだウワサ段階ではあるけれど、今後の展開に注目。
※10作目は前、後編の二部作になる。
(フロントロウ編集部)