『SATC』 続編ドラマに「あの人」がカムバック
ニューヨークを舞台に、働く女性たちの恋や友情を描いた大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。
その待望のリブート版として、計10話から成るミニドラマシリーズ『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』が米ワーナーのストリーミングサービス、HBOMaxで配信されることが2021年頭に発表され、世界中の『SATC』ファンたちを熱狂させたけれど、実質、ドラマ&映画2作の続編となる同作のオリジナル版に登場した“超人気キャラ”がカムバックするという朗報が舞い込んできた。
『And Just Like That...』への出演を自らの口で明かしたのは、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公のキャリーと一時期交際していた家具デザイナーのエイダンを演じたジョン・コーベット!
米Paige Sixとのインタビューでリブート版への出演を認めたジョンは、「僕は出演するよ。すごくワクワクしてる」とコメントした。
自身が演じるエイダンがどれくらいの頻度でリブート版に登場するのか聞かれたジョンは、「結構(たくさん)出ると思うよ」と回答。
『SATC』シリーズに携わるキャストやスタッフについて「僕はあの人たちが好き。すごく親切にしてくれたしね」と、また同じ仲間と仕事ができることを楽しみにしていると語った。
推し率No.1の男性キャラ
ジョンが演じたエイダンは、キャリーが恋に落ちた男性たちのなかでも、“最もイイ男”だとファン人気が高かったキャラクター。
キャリーは、結局、クリス・ノース演じるミスター・ビッグとくっついたり離れたりを繰り返し、最終的にはハッピーエンドを迎えたけれど、誠実で優しくて、キャリーのすべてを愛してくれたエイダンを“推していた”視聴者は多かった。
エイダンは、ドラマの続編となった映画版の2作目『セックス・アンド・ザ・シティ2』にも重要なシーンに登場。ファンたちを胸キュンさせた。
『And Just Like That…』はサラ演じるキャリーと、シンシア・ニクソン演じるミランダ、クリスティン・デイヴィス演じるシャーロットの3人が、「30代よりもさらに複雑な50代における友情や日常を生き抜く様子を描く」とプレスリリースで発表されている。
サマンサ役のキム・キャトラルにくわえて、ミスター・ビッグ役のクリスは出演しないことが発表されているほか、Paige Sixはサマンサの夫スティーブを演じたデビッド・エイゲンバーグも出演しないと伝えている。
複数の人気キャラクターたちが続投しないことに落胆するファンも多いなか、エイダンのカムバックはまさに朗報! どんな風に物語に絡んでくるのか、期待せずにはいられない。
キャストたちの不仲説に言及
ちなみに、『SATC』のキャストたち、とくにサラとキムには不仲説がささやかれ続けているが、これについて聞かれたジョンは、出演当時、キャスト間に不穏な空気が漂っているのにはまったく気がつかなかったと回答。
「みんないつもフレンドリーだったよ。少なくとも僕にはね。女性キャストたちとは、待ち時間とかに話をすることがあって、雑談したり挨拶のハグをしたりしたな。(不仲説については)見たことも聞いたこともない」とPaige Sixに話している。(フロントロウ編集部)