プロが教える髪のタイプに合った巻き方
髪を巻くときのコテの使い方は、好みやトレンドのスタイリングに仕上がるテクニックを取り入れると思うけれど、そこにプラスして、髪質に合った使い方も取り入れると良いって知っていた?
髪の太さや長さは人それぞれ異なるため、同じような巻き方をしても髪のタイプによって仕上がりや持続力、ダメージまでもが大きく違ってくるのだという。そのためプロは、髪のタイプと相性のよいコテの使い方を取り入れることをオススメ。
自分の髪にはどんなコテの使い方が合っているのか、4つのタイプ別にオススメのテクニックをご紹介。
細い髪:高温にしすぎず5秒以内に巻く
髪が細い人がもっとも気をつけるべきだというのが、高温に設定しすぎないこと。
米国発のヘアツールブランド、Drybarのディレクターを務めるアンナ・キンベルは、「細い髪は高温すぎる温度で巻くとすぐに傷んでしまうから、高くても170度ほどにとどめるようにして」と米Good house keepingでアドバイス。さらに長時間髪を挟み続けるのもダメージの元となるため、5秒以内には離すことも大事なのだとか。
太い髪:高温で乾いた髪を巻く
1本1本が太い髪はとくにカールがつくりにくいため、超高温に設定することが大事。
アンナによると、温度の設定は200~220度の高温がベスト。ここまで高温にしたうえで、細かくブロッキングして巻くと、しっかり巻けてカールも取れにくくなるという。また、髪が湿った状態で巻くこともカールが取れやすくなる原因になるので、乾いた状態で巻くのもポイントだそう。
短い髪:根元付近は避けて巻く
髪が短いと、巻いたときのシルエットが思い通りにならないことも多いけれど、この失敗を防ぐ簡単な方法が、根元付近を避けて巻くこと。
アンナは、「短い髪を根元から巻くと、極端にボリュームが出すぎたり、短くなりすぎたりする」と話し、髪の毛の真ん中あたりから毛先にかけてのみ巻くと失敗しにくくなると説明。また、コテが太すぎるのも失敗する原因になるため、短い場合は細めのコテを使うことも大切だそう。
長い髪:コテを床と平行にしてキープ
長い髪を巻くときの方法についてアンナは、コテを地面と平行にした状態でキープする巻き方をオススメ。
長い髪は巻いても重さですぐに取れやすいけれど、床と平行になるようにコテを持って数秒間キープすると、弾力のあるカールが長持ちするのだという。とくに長くて太い髪の場合は、キープする時間をしっかりとるよう心がけて。
コテを使ってもうまくいかないという人は、使い方が原因だったのかも。プロのアドバイスを参考にして、今一度コテの使い方を見直してみては。(フロントロウ編集部)