『SATC』続編、“エイダン”復活をめぐり不穏な発言
1998年から2004年にかけて米HBOで全6シーズンが放送され、社会現象的ブームを巻き起こしたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。
そのリブート版にして続編となるHBO Maxの新ドラマ『And Just Like That…(原題)』に、オリジナル版で最もファン人気が高かった男性キャラの「エイダン」がカムバックするという報せが、エイダンを演じた俳優のジョン・コーベット自らの口から明かされ、世界中の“エイダン推し”SATCファンを歓喜させたが、これに関して、同作で主人公のキャリー役を続投するサラ・ジェシカ・パーカーが気になる発言をした。
ジョンは米abcで4月から放送がスタートした最新出演ドラマ『Rebel(原題)』のプロモーションの一環として応じた米Paige Sixとのインタビューで、『And Just Like That…』への出演を認め、「僕は出演するよ。すごくワクワクしてる」とコメント。自身が演じるエイダンがどれくらいの頻度でリブート版に登場するのか聞かれたジョンは、「結構(たくさん)出ると思うよ」と回答した。
このジョンの言葉を受けて、インスタグラムのあるSATCファンアカウントがエイダンのカムバックを祝う投稿を行なったのだが、これにサラがこんなコメントを残して反応した。
「私たちの愛するコーベットさんのインタビューが事実なのか、それともフィクションなのか、どちらかと言うわけじゃないんだけど、(世間のみなさんの)反応を読むのは素晴らしく楽しい」
ジョンは「出演する」と明言しているのに対し、続編でエグゼクティブプロデューサーも務めるサラからは、ジョンのインタビューでの発言は「もしかして、ウソだったのかもしれない」と不安にさせるようなコメントが。
お楽しみはギリギリまで取っておきたいという意味なのか、それともジョン演じるエイダンはカムバックする予定ではないのか…?
サラのコメントにより一気に不穏な空気が流れてしまったが、エイダン復活に沸くSATCファンたちの歓喜ぶりをサラはしっかりと目の当たりにしたよう。もし、現時点でジョンの出演が正式決定していなかったとしても、今後、検討してくれる余地は充分にありそう。(フロントロウ編集部)