世界トップレベルのプロも愛用する「10色パレット」
今回、美容エディターがレビューする10色アイシャドウパレット「Mothership Divine Rose II Palette(マザーシップ ディヴァイン ローズ II パレット)」は、世界で最も影響力のあるメイクアップアーティストのひとりで、美容業界では「マザー・オブ・メイクアップ(メイクの母)」の名で尊敬されるパット・マクグラスが手がけるコスメブランド「Pat Mcgrath Labs(パット マクグラス ラブス)」の人気商品。
1つのパレットで、マット2色、シマ―4色、グリッター4色の異なる質感が楽しめる10色パレットで、どんな肌にもなじみやすいコーラル、ゴールド、ブロンズに、アクセントに使えるフューシャピンクの入った絶妙なカラー構成。毎日使えるミニマルなルックから、夜にピッタリのグラムなルックまで、色の組み合わせによって自由自在につくることができる。
なかでも、Pat Mcgrath Labsのファンの間で大きな話題になっているのは、このパレットで初登場となる目玉アイシャドウ「トリオクローム(Triochrome: VR Sextraterrestrial)」。
ピンク、ブロンズ、グリーンの3つの異なる偏光パールを使用したアイシャドウで、光の当たり方次第でピンクにもグリーンにも見える不思議な質感が特徴。まぶたにひと塗りするだけで、立体感でキラキラと輝く幻想的な目元を叶えてくれる。
美容エディターもさっそくTRY
世界一発色が良いアイシャドウパレットとあれば、これは試さない手はないとフロントロウ編集部でもさっそく「ディヴァイン ローズ II パレット」を入手。通常はブラックのパッケージで発売されるけれど、今回は、幸運にも数量限定のピンクパッケージをゲット。
ちなみに、価格は13,900円(税込)で、日本からはPat Mcgrath Labsの公式ECサイトから購入することができ、配送料は無料。
高密着、高発色なクオリティに感動!
実際にスウォッチしてみると、パウダーアイシャドウとは思えないほど、非常になめらかな質感にビックリ。そして、たった1回のスウォッチで想像以上に鮮やかに発色。世界中のコスメマニアたちから「世界一の発色」と呼ばる発色は伊達じゃないよう。
カラーについては、一見パレットの中では主張が強そうな色味でも、実際に試してみると、意外と肌なじみが良く、普段のメイクにも使いやすい印象。ピンクやコーラル系のアイシャドウが好みなら絶対に満足するカラー展開となっている。
ただ、マットのひとつである「Xtreme Burgundy(バーガンディ)」は、濃い見た目のわりに意外と薄づきで、何度か重ねる必要がありそう。また、シマーのひとつである「Skinshow Rose Opal(ピンクパール)」も、ベースカラーのためか若干発色に物足りなさを感じる。
パレットの目玉である「トリオクローム」については、とにかく凄すぎる…!の一言。これまでにも偏光アイシャドウを試してきたけれど、この絶妙な濡れ感と発色は初めての体験。ラメやパール特有の粉落ちも一切なく、しっとり軽やかなつけ心地で、不思議なきらめきを楽しむことができる。
アイシャドウの塗り方については、指でもブラシでも発色は同じ。もっと鮮やかに発色させたい場合は、指でたっぷり塗るのがオススメだけれど、少し湿らせたブラシでも十分。
気になるアイシャドウの「持ち」は、ティッシュで数回こすると落ちてしまう様子。よほど目をゴシゴシこすらなければ崩れることはないけれど、1日中アイメイクをキープしたいなら、事前にアイシャドウベースを仕込んだほうが良さそう。また、仕上げにセッティングスプレーを使うと、さらにメイク持ちがアップするのでオススメ。
トップレベルのプロたちからも絶大な信頼を寄せられているPat Mcgrath Labsの「ディヴァイン ローズ II パレット」。偏光アイシャドウに興味のある人は、ぜひ自分の目で世界一の発色を確かめてみて。(フロントロウ編集部)
※掲載している画像は、すべてエディター個人の私物。文中の内容はあくまで個人の感想です。