双子のアシュレー&メアリー=ケイト・オルセンを姉に持つエリザベス
ドラマ『フルハウス』でミシェル・タナーを2人1役で演じた双子のアシュレー&メアリー=ケイト・オルセン(34)を姉に持つ、俳優のエリザベス・オルセン(32)。主役のワンダ・マキシモフを演じたマーベル・スタジオ初のドラマ『ワンダヴィジョン』では、『フルハウス』を彷彿とさせるようなシットコムを演じたことも話題になったエリザベスだけれど、幼少期には、幼い頃から俳優として活躍していた2人の妹とは思われたくなかった時期があったという。
今回、俳優を志し始めた当時のことについて、「10歳の頃に、オーディションに興味を持った時期があって。でも、スポーツチームとか、ダンス教室とか、学校でのあらゆる課外活動が恋しくなってしまったから、自分には向いてないってすぐに思ったんだけど」と英Glamourのインタビューで振り返ったエリザベスは、10歳ながらにも決めていたことがあったとして、次のよう明かした。
「どういうわけか当時は、(メアリー=ケイトとアシュレーの2人とは)結び付けられたくないなって思っていた。10歳ながらにも、縁故主義みたいなものを本質的に理解していたんじゃないかと思う。その言葉は知らなかったかもしれないけど、幼かったとはいえ、自分で何かを手に入れないと納得がいかなかったんだよね」。
幼いながらにも、“メアリー=ケイトとアシュレーの2人の妹だから”という見られ方はされたくなかったというエリザベスは続けて、「その考えがどれくらい薄くなっていったかは分からないけど、当時は、『女優になったらエリザベス・チェイスっていう名前で活動する』とまで思っていた」と告白。オルセンという名前は使わずに、自身のミドルネームであるチェイスという名前で活動することまで考えていたと明かした。
エリザベスにとって、メアリー=ケイトとアシュレーの2人の姉は、ずっと憧れの存在。今年1月に米ラジオ局SiriusXMの番組『The Jess Cagle Show』に出演した際には、「少なくとも私は、姉をすごく尊敬していて、姉が聴いていた音楽は絶対に聴いていたし、姉がしていたことは何だって真似していた。私は、姉たちが着ているものが何であれ自分も着たいと思ってきたし、それは大人になった今も変わらないの」と、今でも姉離れができていないと明かしている。(フロントロウ編集部)