チューバッカに関する“心配事”に爆笑
2015年から始まった続3部作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の完結編である映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』をもって、40年以上続いた壮大な物語に幕を閉じた『スター・ウォーズ』シリーズ。そんな超人気シリーズに出てくるチューバッカが服を着ていないことがちょっとした問題になっていたことを、旧3部作と続3部作にルーク・スカイウォーカー役で出演した俳優のマーク・ハミルが明かした。
きっかけとなったのは、映画『インセプション』や『ダークナイト ライジング』などの出演作で知られる俳優ジョセフ・ゴードン・レヴィットが初期のチューバッカのコンセプトアートをシェアしたツイート。
私たちが知っているチューバッカは弾帯しか身につけていないが、上のイラストに描かれているチューバッカはどちらも服を着ている。たまたまこの投稿を目にしたマークは、自身のインスタグラムでその理由についてこう説明した。
「豆知識:『スター・ウォーズ』の撮影が始まって間もない頃、チューイ(※チューバッカの愛称)がパンツを履いていないことに強い懸念を示したスタジオの幹部が、レーダーホーゼン(※ドイツ・バイエルン地方の伝統的な革製の半ズボン)を履かせることを提案したんだ。脚本にはもっとグロテスクな要素がたくさんあったのに、そこに注目したことを僕たちは笑うしかなかった(あと、ちょっと心配になった)。本当の話」
『スター・ウォーズ』シリーズにはほかに憂慮すべき描写が山ほどあったにもかかわらず、お偉いさんたちがチューバッカに対する懸念を真っ先に口にしたことに、マークら出演&スタッフ一同、“そこかよ”と思ったことを告白。結局、パンツを履かせるというアイデアが採用されることはなく、現在の姿に落ち着いた。
ちなみに、同じくディズニーのアニメ作品『くまのプーさん』に出てくるプーも、過去にパンツを履いていないことが問題になったことがある。でも、それを言い出したらきりがない気が…。実際、この時も賛同する意見より呆れる声のほうが多かった。(フロントロウ編集部)