ナタリー・ドーマー、極秘でママになっていた
メガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のマージェリー・タイレル役で鮮烈な印象を残し、映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』や自殺者が多いことで世界的に有名な日本の青木ヶ原樹海を舞台にしたホラー映画『JUKAI -樹海-』などに出演したナタリー・ドーマーが、2021年に入って極秘出産していたことが、本人の口から明かされた。
ナタリーが3年来の恋人でドラマ『女王ヴィクトリア 愛に生きる』などに出演する俳優のデヴィッド・オークスとの第1子を出産したのは1月のこと。
英Daily Mailは、これまでナタリーとデヴィッドに赤ちゃんが産まれたことを知っていたのは、2人の親族とほんの少数の親しい友人たちだけだったと伝えている。
「コロナベビー」とジョークを飛ばす
親交が深いジャーナリストのエスター・ランツェンのポッドキャスト『That'sAfter Life』に出演し、出産について初告白したナタリーは、当時イギリスがロックダウンの最中だったことにふれながら「妊娠や出産は、パンデミックの真っただ中にするには最高のアクティビティだと思う」とコメント。
さらに、「もしかしたら“ありがち”な行動だったかもね。今から30年後のある日、私の娘は、どこかのバーで『そうだよ、私はコロナベビーなの』なんて言ってるかもしれない」とジョークを飛ばした。
パートナーのデヴィッドとともに生後3カ月のベビーの育児に奮闘するナタリーは、我が子を溺愛する一方で、親になったことで生活や物事の考え方がガラリと変わり、正直驚いているとこうも話した。
「娘はすごく可愛い。でも、これからは、どんなに(映画やドラマの)撮影時間が長引いても絶対に文句は言わない。だって、(子育てによる)睡眠不足はそれとはレベルが違うから。出産前は、人々が子供を持つと『人生が変わるよ、価値観もぜんぶ変わる』と言っているのを聞いても『ハイハイ、わかった』って流してたけど、実際に自分に子供が産まれてみたら『ワオ、本当だったんだ!』って納得した」。
子育てが落ち着くまでは、映画やドラマの仕事との両立は難しそうなので、若い頃からやっていた舞台の仕事に多く挑戦したいとも明かしたナタリー。「コロナでどうなるかは分からない。今は、イギリス中の劇場が困難に直面してるしね。胸が痛むよ」とコメントしながらも、いつかまた舞台に立ちたいと話していた。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストでは、ジョン・スノウ役のキット・ハリントンとイグリット役のローズ・レスリー夫妻にも2021年に入り第1子が誕生。2020年7月には、サンサ・スタークを演じたソフィー・ターナーがシンガーのジョー・ジョナスとの第1子を出産するなど、ここ1~2年の間にちょっとしたベビーブームが到来している。
(フロントロウ編集部)