全身の美肌をつくるお風呂でのスペシャルケア
バスタイムは、自分を癒す大切な時間。ただ洗うだけでなく、スクラブやヘアマスクを使って肌や髪をケアしている人もいると思うけれど、バスタイムに取り入れられるスペシャルケアはまだまだいっぱい。
美容のプロによると、人気のスキンケアやボディケアのなかには、お風呂で取り入れることでより効率がアップするものがあるのだという。せっかくならバスタイムに実践したい、プロがオススメするスペシャルケアを4つご紹介。
フェイスマスクを塗る
スペシャルなスキンケアの代表格であるフェイスマスクは、じつはお風呂のなかで取り入れることで効率がアップするのだという。
化粧品科学者のコレット・ヘイデンは、「バスルームに充満している湿気と蒸気には、肌の吸収力を高める働きがあるから、フェイスマスクはバスルームで取り入れたほうがいいよ」と英メディアNet-a-porterに説明。バスルームの外で取り入れるよりも、有効成分が肌に浸透しやすくなるのだという。顔に塗っている間バスタブに浸かったり、顔以外のパーツをケアしたりできるので、時間も有効に使えそう。
顔のマッサージ
顔のむくみを解消するセルフマッサージも、プロがバスタイムに取り入れるよう勧める美容法。なぜなら、肌が濡れていることで滑りがよくなり、スムーズにマッサージができるから。
なかでもプロはかっさプレートを使うのがオススメだそうで、漢方医のケイティ・ブリンドル医師は、「バスルームの中では、かっさプレートを使ってフェイスラインと首をマッサージするのが日課」と話し、たった1分間でもむくみが軽減されて、顔がスッキリとするのだと明かした。
ボディブラシでドライブラッシング
お風呂でのボディケアでオススメなのが、ボディブラシを使って体全体をこするようにブラッシングする「ドライブラッシング」。本来乾いたブラシを使うことからドライブラッシングと呼ばれているけれど、お風呂で肌もブラシも濡れた状態で行なうことで、肌を傷つけずに角質オフや血行促進ができるという。
英レッグケアブランドのレゴロジー(Legology)の創業者であるケイト・シャプランドは、「水が潤滑油のように働いて滑りやすくなるから、刺激や炎症を防ぎたい人はバスルームで取り入れてみて」とアドバイス。さらに、温水と冷水のシャワーを交互にあてながら行なうと、より血流がよくなり肌も引き締まるのだとか。
ボディオイルで保湿ケア
肌を保湿するために、入浴後にボディオイルを塗っている人は多いはず。でもじつはこの美容法は、お風呂から出る直前にバスルームで取り入れたほうがいいのだという。
その理由について美容起業家のローレン・ネイピアによると、まだ肌が濡れた状態でボディオイルを塗るほうが、肌にしっかりと油分を閉じ込められるからだという。ローレンは、「ひどい乾燥肌だったけれど、このケアを取り入れるようになってから、見違えるように肌がふっくらとした」とコメント。全身にボディオイルを塗った後は、タオルでトントンと叩いて浸透させることも大事だそう。
プロが勧める美容ケアを取り入れて、有意義なバスタイムを過ごしてみては。(フロントロウ編集部)