新型コロナウイルスの感染拡大により、ライブがすべて延期または中止となっていたけれど、ワクチン接種が順調に進んでいる欧米では、続々とフェスなどが発表されている。(フロントロウ編集部)

久々のフェスに多くのアーティストが出演

 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で行なわれるはずの多くのフェスやコンサートなどが軒並み延期または中止となった2020年。アーティストはそれぞれ試行錯誤し、ステイホーム中の世界中のファンへ無観客ライブを配信していた。

 しかし、2021年になりイギリスでは1,500万人以上、アメリカでは1億人以上の人が2回目のワクチンを接種するなど、欧米ではワクチン接種が順調に進んでいるため、続々とフェスが発表されている。その中から一部のフェスを紹介。

ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Bonnaroo Music and Arts Festival)

 アメリカ・テネシー州で9月2日~5日に行なわれるボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル。20周年となる今回は、リゾ、メーガン・ジー・スタリオン、フー・ファイターズ、タイラー・ザ・クリエイター、テーム・インパラ、ラナ・デル・レイがヘッドライナーとして出演し、Gイージーやネリー、ヤング・サグ、フィービー・ブリジャーズなどが脇を固める。


ライフ・イズ・ビューティフル(LIFE IS BEAUTIFUL)

 9月17日~19日にラスベガスで行なわれるのが、ライフ・イズ・ビューティフルというフェス。こちらのフェスも出演者はかなり豪華で、ビリー・アイリッシュ、グリーン・デイ、テーム・インパラを筆頭に、エイサップ・ロッキー、ハイム、ノア・サイラス、アシュニコ、キャッシュ・キャッシュなどが出演。チケットは全て完売となっている。



ガバナーズ・ボール(The Governors Ball)

 10周年を迎えるガバナーズ・ボールは、9月24日~26日にニューヨークで開催。ビリー、エイサップ、J.バルヴィン、ポスト・マローンがヘッドライナーとして抜擢されたガバナーズ・ボールは、ほかにもダベイビーやピンク・スウェッツ、シャーロット・ローレンス、21サヴェージ、カーリー・レイ・ジェプセンなどが出演。



ローリング・ロード(Rolling Loud)

 世界最大級のヒップホップのフェスと言われるローリング・ロードは、他のフェスより少し早く7月23日~25日にマイアミで開催。世界最大級のヒップホップのフェスにふさわしく、エイサップ・ロッキー、トラヴィス・スコット、ポスト・マローンがヘッドライナーを務め、リル・ベイビー、リル・ウージ・バート、ダベイビー、グッチ・メイン、タイガ、コダック・ブラック、ロディ・リッチ、ヤング・サグ、リル・ヨッティ、ジャック・ハーロウ、メーガン・ジー・スタリオンなど、そうそうたるメンツが勢ぞろい。

ブロードウェイの再開日も決定

 アメリカではフェスだけでなく、ブロードウェイの再開日も決定。

 ブロードウェイの劇場では、9月より100%の観客を入れて公演を行なうことが決定しており、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は「ブロードウェイのショーは、9月14日に100%のキャパシティで開幕します。チケットは明日から販売開始。ブロードウェイは州のアイデンティティと経済の重要な部分を占めており、その幕が再び上がることに感激しています」とツイートし、ブロードウェイのミュージカルが再開することを喜んだ。

 アーティストにとってもファンにとっても待ちに待ったフェス。日本も欧米の動きに続けるか。(フロントロウ編集部)

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