ホアキン・フェニックス演じるジョーカー
2019年に公開され、世界中で一大ブームとなった映画『ジョーカー』。本作は、DCコミックスのヒーロー、バットマンの宿敵として有名なジョーカーの起源を描きつつ、現代社会が抱える闇を描いたことで話題となった。
そのストーリーもさることながら、主演ホアキン・フェニックスの演技は高い評価を受け、アカデミー賞、英国アカデミー賞、そしてゴールデングローブ賞のすべてで、主演男優賞を受賞している。
本作は、ジョーカーを描いた単独の作品として制作され、トッド・フィリップス監督やホアキン本人も「1回限り」、「続編の製作の予定はない」とこれまでに行なわれたインタビューでキッパリと否定している。とはいえ、映画公開から約1年半が経過した現在でも続編を望むファンは多い。
実は、『ジョーカー』の続編についてはこれまでも何度か話題になったことがあり、ホアキンは「1作目が成功したから続編を作ろうっていうのには反対だ。それは馬鹿げてる」としつつも、フィリップス監督とは、「まだまだ探求の余地がある」と考えていることを明かしていた。
そしてこのたび米THRにより、『ジョーカー』の続編の話が現在も水面化で続いていることが報じられ、再びファンを沸き立たせている。詳細については明かされていないけれど、米ワーナー・ブラザースの今後の予定には、『ジョーカー』の続編が計画されているという。
伝えられたところによると、この続編が制作される場合は、2022年公開予定のロバート・パティンソン主演の『ザ・バットマン』や、HBO Maxのスピンオフ『Gotham PD』、そして2019年の映画『ジョーカー』と同様に、DC作品の作品群からなるユニバースには属さないとされている。
『ジョーカー』の続編が本当に実現するかどうかは、今後の情報をチェック。(フロントロウ編集部)