“本物のコストコ”が“偽物のコストコ”に騙されないようメンバーに警告。実際に会員のもとに送られてきたメールやSNSの投稿を例に挙げて用心するよう呼びかけた。(フロントロウ編集部)

コストコからの“大切なお知らせ”とは

 会員になれば食品や家電、衣類などあらゆる商品がお手頃価格で手に入る超大型スーパーのコストコ(Costco)は、日本のテレビ番組でも頻繁に特集が組まれるなど、ここ最近、さらに知名度と人気度が上がっている。

 その一方で、コストコの名前をうたって、メンバーの個人情報などを不正に入手しようとする詐欺が横行。大手通販サイトのアマゾン(Amazon)の偽サイトや偽メールが取り沙汰されることが多いが、コストコも例外ではない。

 そんななか、アメリカのコストコが実際に会員のもとに送られてきたEメールやショートメール、ポップアップウィンドウ、SNSの投稿など複数の事例を公開。30秒のアンケートに参加するだけで限定特典が得られると書かれたポップアップウィンドウや、2%の現金還元を餌にしたリンク付きショートメールなど、あらゆる方法で会員を騙そうとする悪質な詐欺の数々が…!

画像: コストコからの“大切なお知らせ”とは

 こういったスキャムは今に始まったことではないが、年々、手口が巧妙になっているうえに、コロナ禍でネットを利用する人が増えていることから、コストコは改めて「(例に挙げたものは)コストコの名前を語っていますが、送り主はコストコではありません。こういった不審なメールに記載されたリンクにはアクセスしないでください。相手に個人情報を提供してはいけません」と注意喚起を行なった。 

 ちなみに、Better Business Bureauによると、2020年にオンライン詐欺を報告した消費者のうち80.5%がお金を失っており、Fox Newsが報じた2015年の71.2%から約10%も増加。やはり新型コロナウイルスによるパンデミックが始まってから、オンライン詐欺が急増しているそうで、BBB Scam Tracker Risk Reportの調査では、最もリスクの高い詐欺のトップ3に「ネットショッピング」がランクインしているそう。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.