理想のまつげカールをつくる方法
ビューラーを使うときによくあるのが、思い通りにまつげが上がらないという悩み。くるんと上向きにカールしたいのに、うまく上がりきらなかったり、均一にカールがつくれなかったりと、簡単なようでキレイに上げるのは意外と難しい。
そんなビューラーの悩みを解消するべく、メイクのプロが、しっかりまつげを上げるビューラーの使い方や選び方のコツをレクチャー。どうすればキレイな上向きカールがつくれるのか、プロが教える3つの秘訣をご紹介。
カーブがまぶたに合うビューラーを選ぶ
理想の上向きカールをつくるうえで重要なのが、自分に合ったビューラー選び。とくにビューラーのカーブに注目して選ぶことが大切。
メイクアップアーティストのテイラー・シャン・ババイアンは、「まぶたの彫りの深さは人によって違うから、その丸みに合うカーブのビューラーを使わないと、まつげが上がりにくくなってしまう」と米Total beautyで説明。カーブが合わないと、まぶたにうまくフィットしないため、十分に上向きにならないのだという。
ちなみにアジア人の骨格は欧米人にくらべて彫りが浅いことが多いため、テイラーいわくアジア発のブランドのものを選ぶのがベストだそう。どうしても自分に合うものがないなら、部分用のビューラーを使うのもアリ。
根元はじっくり10秒以上挟む
ビューラーでまつげを上向きにするには、とにかく根元からしっかりと立ち上げる必要があるため、この部分をじっくり10秒以上挟み続けるのがポイント。
根元を挟むときのコツについてテイラーは、「ビューラーのハンドル部分が頬に当たるほど垂直に持ってまつげの根元を挟んだら、そのまま10秒間キープして」とアドバイス。そうすることで上がりにくいまつげも、根元からまっすぐ上向きにクセづけられるという。
とはいっても根元が立ち上がっただけでカールは未完成。続けてテイラーは、「徐々に手首を上げながら、中間と毛先を5秒ずつ挟むようにすると、丸みを帯びたキレイなカールがつくれるよ」と話した。
ビューラーのゴムを定期的に交換
ビューラーを使ううえで見落としがちなのが、ゴムの劣化。このゴムが傷んでいる状態だと、カール力が弱くなってしまうことが多いそう。
テイラーによると、目安として3ヶ月に1回はビューラーのゴムを交換することが重要なのだという。ちなみにゴムが劣化するとカールがうまくつくれないだけでなく、まつげへの負担もかかりやすくなり、抜けにつながることも。まつげを守るためにも、定期的に交換することをお忘れなく。
ビューラーでまつげがうまく上がらないという人は、使い方や選び方を今一度見直してみては。(フロントロウ編集部)