10代の頃から不安障害やパニック障害、うつといった心の問題と向き合う俳優のリリ・ラインハートが、自身と同じ問題を抱える仲間たちにメッセージをおくった。(フロントロウ編集部)

リリ・ラインハートがうつと向き合う“同志”にメッセージ

 旬の若手キャストが集結した青春ミステリードラマ『リバーデイル』のベティ役でブレイクした俳優のリリ・ラインハートが、11年間にわたる「うつ」との闘いを通じて学んだことを自身のインスタグラムでシェアした。

 「うつに負けたと感じる日もある。このきつい闘いを私は11年間も続けていて、今日のように耐えられないと感じる日もある。私の仲間の“戦士”たちには、もう闘えないと思う日があってもいいということを知っておいてほしい。誰かのために自分の精神状態を正当化する必要はない。自分にとって必要な時は自分を最優先して、きちんと休息のための時間をとること。それから自分に良い影響を与える人や環境に身を置くこと。最後に、あなたはつねに闘う価値のある存在であることを忘れないで。(今日は悪くても)明日は美しい日になるかもしれない」

画像: ©︎Lili Reinhart/Instagram(Right)

©︎Lili Reinhart/Instagram(Right)

 10代の頃から不安障害やパニック障害を抱えており、現在も定期的にセラピーに通うリリが初めてうつと診断されたのは14歳の時。18歳でロサンゼルスに移り住んでからその症状はさらに悪化したそうで、一度、故郷に帰らざるをえなくなってしまったという。

 当時の自分について、リリは「(役者への)情熱を取り戻す必要があった。5ヵ月間、ロサンゼルスに暮らしているあいだ、2つの仕事をこなしたのにまったくお金が入ってこなくて、銀行口座のお金が減っていくように自分の気持ちもどんどん落ちていった。起きるのも、家を出るのも、友達を作るのにも苦労した。私の人生のなかでも本当にツラくて、荒れた時期だった」と、過去にインスタグラムのストーリーで振り返っている。(フロントロウ編集部)

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