マスクの着用が欠かせない生活が続いている今、知っておきたいのがマスクをつけているときの紫外線対策の方法。皮膚科医が教える、そのポイントをご紹介。(フロントロウ編集部)

マスク生活に合った紫外線対策のコツ

 感染症対策のためマスクが手放せなくなった昨年、マスクをしていても日焼け止めをはじめとした紫外線対策は大切だと知った人は多いはず。

画像: マスク生活に合った紫外線対策のコツ

 多くのセレブに信頼されるカリスマ皮膚科医のバーバラ・シュトゥルム医師は、「マスクによって遮れる紫外線の量はほんのごくわずかで、さらに隙間からも紫外線は入ってくるから、絶対に日焼け止めは塗らないといけない」と米Total beautyでコメント。

 そんなマスク着用時の紫外線対策には、マスクをつけている時だからこそ心がけるべきことがあるという。どんなことに気をつければいいのか、3つのポイントをプロが明かした。

マスク荒れも防げる日焼け止めを選ぶ

 マスクの着用時だからこそとくに気をつけないといけないのが、日焼け止めの選び方。なぜなら、マスクをつけることで肌が荒れやすくなるから。そこでプロが勧めたのが、ノンコメドジェニックの日焼け止めと、ミネラルベースの日焼け止め。

画像: マスク荒れも防げる日焼け止めを選ぶ

 ビバリーヒルズを拠点にする皮膚科医のナイサン・O・ウェズリー医師は、「ニキビができやすい人は、ノンコメドジェニックの日焼け止めを選ぶといいよ」と勧めた。とくに夏場はマスクをつけているとムレやすく、それによってニキビが多発してしまう可能性が高いけれど、ノンコメドジェニックのものを選ぶと、ニキビを防ぎながら日焼け止め対策ができるのだという。

 一方のミネラルベースの日焼け止めは、マスクがこすれることによる肌荒れを予防できる。皮膚科医のリタ・リンクナー医師によると、「敏感な肌は、マスクの刺激によって肌が荒れやすい傾向にあるけれど、そんな肌にはミネラルベースの日焼け止めがもっとも適していると思う」と説明した。

日焼け止めはこまめに塗り直す

 徹底的に紫外線対策をするなら、日焼け止めをこまめに塗ることが大事だというのはよく知られているけれど、マスクをつけているときは、とくにこの塗り直しが欠かせないよう。

画像: 日焼け止めはこまめに塗り直す

 NYを拠点にする皮膚科医のエリザベス・ヘイル医師は、「マスクをつけていると、こすれることによって日焼け止めが落ちやすくなるから、屋外にいるなら少なくとも2時間ごとに塗り直すことを忘れないで」と強調。外出するときには、メイクの上からでも使いやすいスプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを常備しておくのがオススメだと明かした。

唇にもSPF入りのリップバームを

 普段の生活でも紫外線対策で見落としがちな唇は、マスクをしているとさらに意識が低くなりやすいけれど、プロによると唇の紫外線対策はじつはとても重要。それはマスクをつけているときでも同じだという。

画像: 唇にもSPF入りのリップバームを

 シュトゥルム医師は、「たとえマスクをしていても紫外線は通り抜けるから、SPF入りのリップバームなどを使って、唇も紫外線から守るように心がけて」とアドバイス。 ちなみにリップバームは、UVAとUVBの両方から唇を保護できるものを選ぶといいそう。

 プロのアドバイスを参考にして、マスク着用時も徹底した紫外線対策を心がけてみて。(フロントロウ編集部)

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