マルーン5、ニューアルバム『Jordi』のトラックリストを公開
2017年にリリースされたアルバム『Red Pill Blues(レッド・ピル・ブルース)』以降、新曲はリリースするもアルバムは1枚もリリースしていなかったマルーン5が、約4年ぶりにニューアルバム『Jordi(ジョーディ)』を6月にリリースすることが決定。
Hand drawn flower head portraits of Maroon 5 members, by our friend Sage Vaughn. Prints are available as part of the the JORDI deluxe box set https://t.co/SnHT4VQmmL pic.twitter.com/SJb3y3OxSx
— Maroon 5 (@maroon5) May 21, 2021
このアルバムのタイトルは、2017年末に肺塞栓によって40歳という若さでこの世を去った、俳優であるジョナ・ヒルの兄でマルーン5のマネージャーを務めていたジョーダン・フェルドスタインのニックネームであるジョーディをとってつけられたもの。
約4年ぶりのニューアルバムということで、ファンの期待も高くなっている『Jordi』だけれど、今回トラックリストが公開され、豪華すぎるコラボレーターたちが話題になっている。
#JORDI deluxe track list • out June 11th! https://t.co/DL4IErqpwb pic.twitter.com/KKiM66EUra
— Maroon 5 (@maroon5) May 24, 2021
今回リリースされる『Jordi』には、なんと2019年に銃撃事件に巻き込まれて亡くなったラッパーのニプシー・ハッスルや同年に21歳という若さで亡くなったジュース・ワールドとのコラボ曲を収録。さらにメーガン・ジー・スタリオンとコラボした「Beautiful Mistake(ビューティフル・ミステイク)」をはじめ、ブラックベア、YG、Bantuなどとのコラボ曲も収録されているため、ロックとヒップホップが融合したアルバムになりそうな予感。
その他にもH.E.R.やスティーヴィー・ニックスも今回のアルバムに参加している。
ちなみにマルーン5がジョーダンにまつわる作品を発表したのはこれが初めてではない。2018年にリリースした楽曲「Giles Like You(ガールズ・ライク・ユー)」のミュージックビデオにジョーダンの妹で俳優として活躍するビーニー・フェルドスタインを起用し、2019年にリリースした楽曲「Memories(メモリーズ)」もミュージックビデオの最後に「For Jordi(ジョーディのために)」とメッセージが添えられるなど、これまで何度も自分たちの音楽でジョーダンを追悼しており、今回もデビュー当時から一緒に歴史を作ってきたジョーダンのニックネームをアルバムのタイトルにし、ジョーダンのことを称えている。(フロントロウ編集部)