マッツ・ミケルセンが主演の『ハンニバル』のファンアートがワシントンD.C.の米国議会議事堂に展示されることが決定した。(フロントロウ編集部)

『ハンニバル』ファンアートがアメリカの中心に?

 『ハンニバル』は、米推理作家トマス・ハリスによる小説シリーズ「ハンニバル・レクター・シリーズ」を原作にしたテレビドラマ。2013年から2015年までに3シーズン計39話が放送され、大ヒットした。

画像: ©DINO DE LAURENTIIS

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 マッツ・ミケルセンが精神科医にして人食い殺人鬼のハンニバル・レクターを演じ、ヒュー・ダンシーが、あらゆる犯人に共感し、動機や犯行当時]の感情を再現できる特殊能力を持つ犯罪プロファイラーのウィル・グレアムを演じた同シリーズは、第4シーズンの制作が大いに期待されながらも、第3シーズンをもって残念ながら制作・放送が終了。

 そんなハンニバルとウィルを描いたファンアートが、ワシントンD.C.の米国議会議事堂に展示されることが決定した。

「ファンニバル」が米国議会議事堂に展示

 ドラマ『ハンニバル』のファンは、総称して「ファンニバル」と呼ばれることがある。とりわけそのファンニバルの間ではハンニバルとウィルの二人組がとても人気。

 そんなファンニバルが描いた渾身のイラストが、アメリカの国政を担う米国議会議事堂のアートコンペティションで優勝し、堂内に展示されることとなった。

 キュビズムと呼ばれる、パブロ・ピカソが描いたことで有名な画法を用いて描かれたイラストは、まさに芸術的。一つの対象を、複数の視点から見て一枚の絵に表現するキュビズムは、まさに複雑なミステリーにぴったり。

 この絵を描いたのは、メドフォードにあるショーニー高校のキャスリーン・パーマー。ショーニー高校の公式Twitterは、「4年生のキャスリーン・パーマーは、キュビズムの絵画を議会芸術コンクールに提出しました。彼女は、現在見ているテレビ番組を基に、キュビズム風の絵を描きました。キャスリーンが優勝!彼女の絵は米国議会議事堂で展示されます。素晴らしいことです!」とキャスリーンを称賛した。

 また、同校の卒業生であるアンディ・キム下院議員は、自身のTwitterで「メドフォードにあるショーニー高校の4年生、キャスリーン・パーマーさんが、議会芸術コンテストで当地区の優勝者となったことを発表できることを誇りに思います。彼女の作品は、米国連邦議会議事堂に展示されます」とコメントした。 (フロントロウ編集部)

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