2019年7月6日に持病のてんかんによる発作で20歳の若さで亡くなった故キャメロン・ボイスが、5月28日に22回目の誕生日を迎え、共演者や両親がSNSで祝福した。(フロントロウ編集部)

キャメロン・ボイスの誕生日をお祝い

 ディズニー・チャンネルの人気作品『ディセンダント』や『ジェシー!』などに出演し、2019年7月6日に持病のてんかんによる発作で20歳の若さで亡くなったキャメロン・ボイス。2021年5月28日に22回目の誕生日を迎えたことを祝福して、『ディセンダント』シリーズで共演したダヴ・キャメロンソフィア・カーソンブーブー・スチュワートらがSNSにメッセージを投稿した。

ダヴ・キャメロン

「あなたは今日、22歳になるんだよね。私はあなたのお古のシャツを着ているよ。多分、あなたが寝る時に1番よく着ていたシャツだと思う。まだあなたの匂いがするといいんだけど。今もあなたのDNAが宿っていて、あなたの一部が残っていることを願ってる。目を閉じて、あなたの鎖骨や心臓を覆っていたシャツが、今は私のを覆ってくれているんだなって想像するの。

今は暑い車の中でこの文章を書きながら、ロサンゼルスのコンクリートから漂う熱や、晴れの日の交通量の香りに包まれてる。何もかもがすごくノーマルに思える。平凡にさえ思えるよ。出会った時のように、17歳の私と14歳のあなたに戻ったみたい。毎朝お互いのセットに向かう途中ですれ違って、2人の前に広がっている未来にいたずらに目を輝かせるの。私はこの先もあなたを愛することができるよ。私たちにはまだ何年も残されているから。

私はあなたのことを永遠に愛するよ。時を止めて、いつだってバンの後部座席にあなたと乗りながらね。あなたみたいに私を笑わせてくれる人は今もいないよ。私の頬に重ねられたあなたの頬から、あなたの上に倒れて笑う私の唇から、何気なくてぎこちない火曜日の朝に、かつてないほどに私はあなたの温もりを感じられている。あなたは私の家族で、私たちはそういう子供たちなの。

私は(あなたが亡くなったという事実を)永遠に理解できないと思うし、いつも頭が痛くなってしまうから、理解しようとする負担を軽くすることを心がけている。だけど、私は永遠にあなたを抱きしめ続けるよ。どこへ行く時も、あなたを抱きしめるし、愛情と共に、喜んであなたを連れて行く。そうすることができてラッキーだよ。私たちはそのほうが良いもんね」

ソフィア・カーソン

「私たちの世界を変えてくれた男の子へ。これからも笑い続けていてね。大好きだよ、キャム」

ブーブー・スチュワート

「誕生日おめでとう、キャメロン。この動画は、一緒にビーチを歩き、話しながら、冒険し、岩の上をスキップし、丸太の上にいたワシに近づいて、飛び立たれてしまった時のものだよ。最初のビデオで、彼は大好きなダンサーについて話しながら、パフォーマンスしているんだ。愛してるよ」

サブリナ・カーペンター

画像: ©️Sabrina Carpenter

©️Sabrina Carpenter

 キャメロンと同じディズニー・チャンネルの出身で、友人でもあったサブリナは、「あなたは今日、22歳になるはずだった。ずっと恋しく思ってるよ」とインスタグラムストーリーに投稿した。

ヴィクター・ボイス(キャメロンの父)

「キャメロンは今日、22歳になるはずでした。私はこれからも、こうして彼のことを思い出します。彼の家族や友人のことを思い、幸せな気持ちや愛でいっぱいです。彼を恋しく思う気持ちは言葉では表せられませんし、彼の夢もよく見ます。彼の美しい心は、彼を愛し、家族として私たちをサポートし続けてくださっている皆さんのなかに生き続けています。このことには、永遠に感謝しています」

リビー・ボイス(キャメロンの母)

「他の人の人生をポジティブに変えることで、自分自身の人生も良いものに変えられる」

 キャメロンは生前、精力的にチャリティ活動に取り組んでおり、残された家族はそんなキャメロンの意思を継いで、キャメロンの名の元に設立された団体「キャメロン・ボイス基金(The Cameron Boyce Foundation)」を設立し、銃による暴力を減らす活動と、てんかんの治療法を模索する活動の支援を行なっている。

 キャメロンは2021年3月より、最後の出演作となるドラマ『パラダイス・シティ』が米Amazon Prime Videoにて配信されており、同番組の収益の一部はキャメロン・ボイス基金に寄付されることが発表されている。(フロントロウ編集部)

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