2016年から活動休止しているワン・ダイレクション
2010年にイギリスのオーディション番組『Xファクター』にそれぞれ別々に出演していた、ナイル・ホーラン、ゼイン・マリク、リアム・ペイン、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソンによって結成され、翌2011年にデビューしたスーパーグループであるワン・ダイレクション。2015年のジャパンツアー直後にゼインが脱退し、以降は4人で活動している。
2020年に結成10周年を迎え、ツイッターでは「#10YearsOf1D」が世界トレンドランキング入りするなど、世界中のファンから盛大にお祝いされたワン・ダイレクションだけれど、グループとしては2016年に活動休止が発表されており、先に脱退したゼインを含む5人全員が、ソロアーティストとして活動の幅を広げている。
ナイル・ホーランが再結成の可能性について語る
今年3月に開催された第63回グラミー賞にて、ハリーが「Watermelon Sugar」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞し、ワン・ダイレクションのメンバーとして始めてグラミー賞の受賞者になるなど、それぞれがソロとしても大活躍しているけれど、4人の再結成を望む声は今も多い。そんななか、5月21日にアン・マリーとのコラボとなる最新シングル「Our Song」をリリースしたナイルが、英ITVのトーク番組『The Jonathan Ross Show(原題)』に出演。
番組ではアンと共演して「Our Song」をパフォーマンスしたほか、ワン・ダイレクションの話題になる場面も。グループの再結成の可能性について訊かれたナイルは、「分からないな。誰もその話題については話していないんだ。メンバーとは今も、常に連絡を取り合う仲ではあるんだけどね」と回答。
続けて、ナイルは「何人かには子どもが生まれているしさ。全員が、それぞれで成功を収めているからね。僕も、自分の活動を楽しんでいるところだし」と、リアムとルイに子どもがいることなどを挙げながら、自身も今の活動に満足しているとしつつも、「もちろん、全員が望めば、僕も大賛成だよ」と、メンバー全員が望んだ上での再結成は大歓迎だと告白。
「全員で同じ部屋に入って会話をする、みたいなことが必要だけど、それがいつになるかは分からない。意見を一致させるのは、いつだって難しいことなんだ。全員が完全に乗り気にならない限り、僕としても望まない。半ば強引に説得するようなことはしたくないからね」とナイルは続け、メンバーの全員が望むことが再結成の条件だと強調した。(フロントロウ編集部)