ランス・バスが父親に
2002年に惜しまれながらも解散したイン・シンクのメンバーだったランス・バスは、2006年に同性愛者であることを公表。その後ランスは2011年に恋人で俳優のマイケル・ターチンと交際を開始し、2014年にゴールインを果たし2021年で結婚8年目を迎える。
おしどりカップルとしても人気が高いランスとマイケルが、ついに親になることをTikTokで発表。
2人の発表動画はホラー映画の予告編チックに仕上げられており、ランスとマイケルが“自分たち以外にも誰かが家にいる”と怯えるのだが、最終的には双子が誕生する報告だった、というユニークなもの。
ランスは米Peopleのインタビューに答え、9人の卵子提供者に会うもなかなかマッチしなかったことや、2020年には妊娠した代理母が流産したことなど、子供を授かるまでの道のりが平坦ではなかったことを告白。
そのため今回、代理母の妊娠が発覚しても「この4年間の経験から、僕たちは喜ぶことにとても慎重になっていた。妊娠が分かると、家族と一緒にお祝いしたいものだから最悪だった。頭の中ではすでに子供たちの未来を思い描いていたけど、僕たちは、家族を失う苦しみを再び味わいたくなかったから、とても怖かった。僕たちが友人や家族に話したのは、ようやく安心できるようになった9週目のことだったんだ」と、すぐに喜ぶことができず、家族や友人にもなかなか明かすことが出来なかったとランスが米Peopleに話した。
また、マイケルは代理母出産の費用についても言及しており「これがもっと手の届く価格になることを願っている。なぜなら、とくに多くのゲイの家族は、一度の挑戦のために多くのお金や貯金を費やしてしまい、それがうまくいかないから。『どうしたらいいんだろう』ということになる。だからこそ、誰もが行なうことが出来るような方向に進むことを願っている」とコメント。
ちなみにランスとマイケルの双子の誕生予定日は11月初旬。ハロウィンが好きなランスはハロウィン前に生まれて一緒にハロウィンを楽しんでほしいようで、今回双子を授かったことを発表した動画をハロウィン仕様にしたのは「赤ちゃんの発表は何かハロウィンをテーマにしなければならない」とのランスの思いつきからだったよう。(フロントロウ編集部)