「自分らしさに誇りを持って！」セレブたちがプライド月間を祝福

セレブたちがプライド月間をお祝い

　1969年6月にマンハッタンのゲイバー、ストーンウォール・インに警察が立ち入り捜査したことがきっかけで、初めて同性愛者やトランスジェンダーたちが警察に反発して暴動に発展。その翌年1970年6月にこの暴動の1周年を記念するパレードが行われ、それが後のニューヨーク・プライド・パレードへと繋がり、世界中でパレードなどが行なわれるように。

　このストーンウォール・インでの反乱を記念して、今では毎年6月が「プライド月間」と銘打たれ、LGBTQ+の人々への理解を深め、祝福するための月に制定されている。

　そんな6月のプライド月間を記念して、セレブたちがSNSに投稿したメッセージの一部を紹介する。

テイラー・スウィフト

　テイラーはLGBTQ+のシンボルである虹の絵文字を添えたメッセージで、LGBTQ＋の人々を差別から守るための「平等法（Equality Act）」成立に向けた署名活動への参加を呼びかけ。

「差別や憎悪に勇敢に血向っている活動家や擁護者、アライ（※）のみなさんの献身に感謝する時間をとりたいと思います。そして、世間からいまだに困難を突きつけられながらも、勇敢に自分自身の真実を生きているみなさんに、いつも通り、私から尊敬と愛を送ります。あなたが誰を愛するか、あなた自身をどう認識するかによって、危険にさらされたり、攻撃を受けやすい立場に置かれたり、人生において抑制されたりするべきではありません。私はGLAADの『Summer of Equality』に誇りを持って賛同し、平等法への支援を声高に主張します。ハッピー・プライド月間！」

※LGBTを理解・支援する人。

ケイティ・ペリー

「友人のみんな、ハッピー・プライド。みんなのことが見えているし、私はみんなを愛してるよ」

マライア・キャリー

「この地球にいるラムズ（※）のみんな、ハッピー・プライド月間！」

※マライアのファンの愛称。「lambs（ラムズ）」。

リナ・サワヤマ

「プライド：次のようになるのも大丈夫だというリマインダー。

カミングアウトしてない！：時間をかけて。
誇りに思えてない！：恥を感じるのも普通だよ。
定められてない！：私たちは常に変化する。
認めてもらえていると感じられてない！：私たちはあなたを愛しているし、誇りに思ってる。私たちはこれからもずっと、包括性のために懸命に取り組んでいくよ。

ハッピー・プライド」

クリスティーナ・アギレラ

「ハッピー・プライド月間！ LGBTQIA+コミュニティからの愛は、私の人生やキャリアにたくさんの喜びをくれた。今月もそうだし、いつだってみんなが愛や祝福に囲まれていることを祈ってる。みんなが側にいてくれることを私は名誉に思うし、この先の作品でも、私はみんなの側にいるよ。ありがとう」

ダヴ・キャメロン

「天使のみんな、ハッピー・プライド。みんな愛してるよ」

デミ・ロヴァート

　今年5月にノンバイナリー（※）であることをカミングアウトしたデミは、ノンバイナリーを表すイエロー・ホワイト・パープル・ブラックの4色からなる旗のイメージを投稿して、「みんな、毎日がプライドだよ！」とツイート。

※女性または男性という2択の考えに当てはまらないジェンダーのこと。男性と女性の両方というジェンダー・アイデンティティを持つ人もいれば、そもそも自分にはジェンダーがないという人もいる。

リル・ナズ・X

「プライド月間として、もし君の友人でLGBTQ+コミュニティに属している人がいたら、その人に『愛されているよ』ということを伝えてほしい。有り金を全部その人たちにあげてくれ（※）」

※最後の部分は、皮肉コメントをよくするリル・ナズ流のジョーク。

ジョー・ジョナス

「愛はいつだって勝つんだ。ハッピー・プライド」

ケリー・ローランド

「何よりも愛が勝つ！ ハッピー・プライド月間」

アン・マリー

「ハッピー・プライド月間。大好き大好き大好き」

ケラーニ

「ハッピー・プライド月間！」

ハーヴィー

「ハッピー・プライド月間」

ローレン・グレイ

「ハッピー・プライド月間。あなたが誰を愛そうと、あなたはそのままでいいし、愛される価値があるということを思い出して。あなたは私の誇りだよ」

ヘイリー・キヨコ

　レズビアンであることをカミングアウトしているシンガーのヘイリーは、「おはよう、そしてハッピー・プライド」というツイートでプライド月間を祝福して、新曲「Chance」をミュージックビデオと共に公開。

　「Chance」のミュージックビデオはこちら。

フィニアス・オコネル

「ハッピー・プライド月間。みんなを誇りに思うよ」

ティナーシェ

「天使のみんな、ハッピー・プライド月間。愛してるよ」

ヤングブラッド

「ハッピー・プライド月間！ この世界で最も大切なものについてお祝いする時だよ。それは愛さ！ 俺たちの全員が愛する権利を持っているし、そのお返しに愛される権利も持っている。みんながいてくれて俺は幸運だよ。自分らしくいることを決心したみんなの強さが、去年パンセクシャル（全性愛者）をカミングアウトした俺に勇気をくれ、会話や、学びの機会をくれたんだ。それぞれの色に誇りを持ってほしい。自分らしさに誇りを持って！」

（フロントロウ編集部）