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6月のプライド月間を祝して、各界のスターたちが自身もLGBTQ+コミュニティの一員であることをカミングアウトしている。(フロントロウ編集部)

6月にLGBTQ+であることをカミングアウト

 6月は、LGBTQ+コミュニティを祝し、理解を深め、コミュニティが抱える課題にスポットライトを当てるプライド月間としている国が多い。とくに月間の初日である6月1日には、LGBTQ+コミュニティを祝福する投稿がSNSにあふれるけれど、同じく増えるのが、著名人によるカミングアウト。

画像: 6月にLGBTQ+であることをカミングアウト

 世間的に注目を浴びやすい著名人がプライドを持ってカミングアウトすることは、LGBTQ+の存在を見える化して、社会の中でのLGBTQ+のレプリゼンテーション(表現/代表)を高めるというインパクトがある。もちろん、自身のセクシャル/ジェンダー・アイデンティティを明かすことは本人のペースで行なわれるべきことなので全員がするべきということではないが、カミングアウトすると決めたセレブたちの中には、LGBTQ+コミュニティを祝福する6月のプライド月間をそのタイミングに選ぶ人が多い。

2021年のプライド月間にカミングアウトしたセレブたち

リオ・ティプトン(俳優)

 映画『ラブ・アゲイン』などで知られるリオ・ティプトン(Lio Tipton)は、インスタグラムに「こんにちは、私の名前はリオです。私のプロナウン(代名詞)はthey/themです。私は自分がクィアであり、ノンバイナリーであることを誇りに思っています。私は、プライドコミュニティに愛とサポートを与え続けている人たちに、多くの愛とサポートを返したいと思っています」と書き込みカミングアウト。

画像: リオ・ティプトン(俳優)

アレクサンドラ・シップ(俳優)

 映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』や『X-MEN: アポカリプス』のアレクサンドラ・シップ(Alexandra Shipp)は、インスタグラムにこう投稿。

「私がカミングアウトしたのは28歳のときでした。私は後悔というものを信じていませんが、(信じていたとしたら)これは自分の中では1番ですね。私は自分を否定し続けました。自分のセクシュアリティだけでなく、女性らしさにも悩んでいました。遅すぎることを恐れていました。仕事に就けないのではないかと思っていました。誰も私を愛してくれないのではないかと思っていました。怖かった。怖かった。怖かった。ずっと怖がっているのは疲れる。他人の考えや意見を追いかけるのも疲れるものです。今日の私は、子供の頃の自分には想像もつかないような幸せを感じています。毎日、なりたい自分になれるのですから、信じられない気持ちです。あなたになるのに遅すぎることはありません。もし私が、欠陥のある、人種差別的で同性愛嫌悪的なシステムのせいで働けないのであれば、それはそもそも私にとって正しい場所ではなかったということ。私は複数の人に愛されていることを知っているし、彼らが日々見せてくれる愛にとても幸運で感謝しています。私はもう何も否定しません。もう怖くありません。私は自分が誰であるか、そしてこの地球上で何をしているかに誇りを持っています。私は自分自身であり、LOVEを愛しています。確かに、私たちには(プライド月間という)1ヶ月が与えられている。でも、この3年間、そしてこれからの人生で、私は毎日お祝いします。なぜなら、私は私を選んだからです」


オリヴィア・ポントン(TikTokスター)

 TikTokスタートして人気のオリヴィア・ポントン(Olivia Ponton)は、米Teen Vogueで、「私はバイセクシャルであることを公表したいと思います。そして今、LGBTQ+コミュニティの一員であることを誇りに思っています」とカミングアウトした。


ケイリー・ブライアント(俳優)

 ドラマ『レガシーズ』のケイリー・ブライアント(Kaylee Bryant)は、「こんにちは。 私の名前はケイリーで、私はクィアです!ハッピープライド月間」とインスタグラムに投稿。


ラリー・サパースティーン(俳優)

 ディズニープラスのドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のラリー・サパースティーン(Larry Saperstein)は、TikTokに「テレビではガールフレンドがいるキャラクターを演じているけど。実際の生活ではバイセクシャル」と投稿してカミングアウト。

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ドリームドール(ラッパー)

 カーディ・Bがブレイク前に出演していたリアリティ番組としても知られる『Love & Hip Hop』に出演したラッパー兼YouTuberのドリームドール(DreamDoll)は、「ハッピー・プライド月間。バイセクシャルであることを誇りを持ってアナウンスする」と、インスタグラムに投稿した。

(フロントロウ編集部)

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