ディズニーパークのカリフォルニア・アドベンチャーにオープンしたアベンジャーズ・キャンパスで、スパイダーマンが空を飛んだ。その中の人が…!(フロントロウ編集部)

アベンジャーズ・キャンパスがオープン

 アメリカのカリフォルニア州にあるディズニーランドに隣接するディズニーパークのカリフォルニア・アドベンチャー。そこに、長年完成が待たれていたMCUの新エリアであるアベンジャーズ・キャンパス(Avengers Campus)が、遂に現地時間6月4日にオープン。

 アベンジャーズが次世代のヒーローを集めるために作った学園(キャンパス)というコンセプトのアベンジャーズ・キャンパスのオープニングセレモニーには、マーベル・スタジオ社長であるケヴィン・ファイギ氏、映画『アベンジャーズ』シリーズを手がけたジョン・ファヴロー監督、アントマン役のポール・ラッドとファルコン役のアンソニー・マッキーが登場。

 さらに、ディズニーキャストがアイアンマンやソーなどのMCUキャラクターに扮して会場を盛り上げた。

画像1: アベンジャーズ・キャンパスがオープン
画像2: アベンジャーズ・キャンパスがオープン

スパイダーマンがクモの糸で空を飛ぶ!

 そしてその前には、あるキャラクターの生き生きとした姿が、招待されたゲストを湧かせていた。それは、スパイダーマン!

 キャンパス内にある建物の上から来場者に向かって話しかけたり、バク転やバク宙をしたりといったパフォーマンスをして、パークの楽しい雰囲気を作り出していたスパイダーマン。すると一旦、彼は建物内へ入っていったけれど、音声は続き、次の瞬間…。

 腕からクモの糸(実際にはロープ)を出したスパイダーマンが、数メートル上空へ大ジャンプ! これには、見ていた人々からどよめきと拍手が。スパイダーマンの“中の人”はどれだけスキルのあるスタントダブルなんだ…と思ってしまうけれど、じつは、ここに秘密が隠されていた。

 じつは空を飛んだスパイダーマンは、ロボット!

 米Newsweekが伝えたところによると、ジャンプし、空中で回転までしてみせたロボットは「スタントロニクス」。ディズニーが実験・開発を続けてきたもので、2018年にその存在が発表された時にも話題となったけれど、まさかスパイダーマンの中の人として、人々の前に姿を現すとは。

 スパイダーマンの衣装に隠されていないロボットの姿は、2018年に公開された映像で確認することができ、その姿はまるで映画『ターミネーター』シリーズに出てきそう。機械は叩いたり落としたり、衝撃を与えてはいけないというのが常識だけれど、そんな常識も時代遅れになっていくのかもしれない…。

(フロントロウ編集部)

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