ビリー・アイリッシュ「Lost Cause」
ビリーが7月30日にリリースするセカンドアルバム『ハピアー・ザン・エヴァー(Happier Than Ever)』より、4曲目の先行シングルとなる「Lost Cause」をリリース。日本語にすると「無駄な努力」「成功する見込みのない試み」といった意味になる「Lost Cause」というタイトルがつけられたこの曲で、ビリーは次のように歌っている。
「アンタはもっと大人なのかと思ってたのに、私の見当違いだった/アンタはただのLostCauseだった/もうあの頃とは違う/自分ではアウトローだって思ってるみたいだけど、仕事すらしてないじゃん/アンタはただのLost Causeでしかない」
カルヴィン・ハリス feat. トム・グレナン「By Your Side」
米Forbes誌による世界で最も稼ぐDJランキングで2013年〜2018年まで6年連続で1位を獲得したDJ/プロデューサーのカルヴィンが、2020年8月にリリースしたザ・ウィークエンドとの「Over Now」以来、およそ10ヶ月ぶりとなる新曲をリリース。フィーチャリングに迎えたのは、今年に入りシングル2曲が全英チャートトップ10入りを同時に果たした、注目度急上昇中のシンガーソングライターであるトム・グレナン。
マディソン・ビアー「Reckless」
2月26日にデビューアルバム『ライフ・サポート』をリリースしたばかりのマディソンが、早くもカムバック。マディソンはニューシングル「Reckless」について、プレスリリースで次のように説明している。
「『Reckless』は、交際中の人たちがいかに相手を傷つけやすく、罪悪感を感じないままになりやすいかということについて書いた。誰もがパートナーの感情に対して大きな力を持っているのに、それでも、多くの人たちは相手をぞんざいに扱うことを選ぶの。私は、自分自身や自分の感情を優先することと、そうしながらも、敬意や優しさ、思いやりを持って相手に接する責任があるということを理解するということの間にバランスがあると信じている。あらゆる交際において、そのバランスを見つけることは大切だし、もし見つけられなければ、次へ行くということを知るのも大切」。
タイ・ダラー・サイン,ジャック・ハーロウ & 24kGoldn「I Won」
8月6日に全国公開される映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサウンドトラックが、映画の公開に先駆け6月17日に配信リリースされることが決定。最初のシングルとなる「I Won」が先行リリースされた。ちなみに、サウンドトラックには、日本のJP THE WAVYがアジア人として唯一参加している。
デュア・リパ「CAN THEY HEAR US」
デュアが6月4日より全米公開された映画『Gully(原題)』に提供した新曲「CAN THEY HEAR US」をリリース。同作のサウンドトラックにはデュアの他に、21サヴェージやタイ・ダラー・サイン、ミゲルらも参加している。映画『Gully』は、デュアの「Don't Start Now」のミュージックビデオなどを手掛けてきたナビルの映画監督デビュー作となっている。
今週は他に、バラク・オバマ元大統領夫妻がプロデュースするNetflixのアニメ『We The People』のサウンドトラックよりH.E.R.の「Change」、今年の第63回グラミー賞で6部門にノミネートされたロディ・リッチの新曲「Late At Night」、ブラックベアーがテイト・マクレーを迎えた「u love u」、2016年に57歳の若さで亡くなったプリンスの来たる未発表アルバム『ウェルカム・2・アメリカ』より「Born 2 Die」、ジョン・メイヤーが7月16日にリリースすることを発表した通算8作目となるニューアルバム『ソブ・ロック』からの新曲「Last Train Home」をピックアップ。
加えて、「Astronaut In The Ocean」が今年前半を代表するヒット曲の1つとなったマスクド・ウルフの新曲「 Gravity Glidin」、2020年にiPhone 12のキャンペーンソングを担当したことも話題になったレミ・ウルフの新曲「Liz」、サーフェシズの新曲「So Far Away」、マーク・ロンソンのレーベルに所属するキング・プリンセスの新曲「House Burn Down」、ヘイリー・キヨコがプライド月間に合わせてリリースした「Chance」を選んだ。
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(フロントロウ編集部)