「ル フローネ」に6モデルが登場
フランス・パリでジャン・キャスグランが創業したロンシャン(Longchamp)の礎を築いた「ルフローネ(Le Foulonne)」は、1978年に発表され“ドラムの中で回転させた”という意味のフランス語が名前の由来となったバッグコレクション。
その名が示すとおり、なめし革を回転するドラムに入れて柔らかさと自然な風合いの模様を最大限に引き出すレザーの仕上げ技法を謳い、メゾンの卓越した技巧と“ファッション・ハウス”の始まりを告げるコレクションとして愛されてきた。
そんな「ルフローネ」に今シーズン、よりレザーの美しさを讃えた新モデルをラインナップに加えた。新たに登場するのは、スリムなラインが際立った正方形のデザインとニュートラルな雰囲気がほのかに漂うパリジャン・シックともいえるジップクロスボディバッグ、より丸みを帯びた機能美溢れるデザインのクロスボディバッグを含む6モデル。
新モデルはメゾンが誇るサヴォアフェールと馬具への敬意が込められており、本来金具を用いるディテールがすべてレザーで表現されている。例えば、調節可能なショルダーストラップ。メタルリングではなくレザー製のループでバッグ本体に装着されており、仕上げを施したレザーだからこそのしなやかさが随所に活かされている。
そして金具はアーカイブからインスピレーションを得てデザインされた鐙風のスレンダーなバックルとバッグの中身を守るジッパーのみに留めている。またカラーパレットにはクラシックなブラックやキャラメル、レッドの他に、輝かしいミモザとほんのりと優しいペールピンク、穏やかなタートルダブが加わり、「ルフローネ」にそれぞれの表情とタイムレスな彩りをもたらす。
メゾンの卓越した技巧と“ファッション・ハウス”の始まりを告げるコレクションとして愛されてきた「ル フローネ」の新作モデルは、公式オンラインストア、「ロンシャン ラ メゾン表参道」、「ロンシャン ラ メゾン銀座」と一部ストアを皮切りに、 2021年6月8日以降順次全国にて展開が予定されている。(フロントロウ編集部)