意外と知らないあぶらとり紙の活用法
メイク直しの必需品といえばあぶらとり紙。テカリやメイク崩れの原因になる余分な皮脂を簡単に抑えられるため、必ず持ち歩いているという人も多いはず。

そんなあぶらとり紙は、メイク直しのときだけでなく、じつはさまざまなシチュエーションで役に立つ万能アイテムなのだという。プロがオススメする、意外な使い方を3つご紹介。
リップメイクに活用

多くのメイクアップアーティストやセレブが実践しているのが、リップメイクの際にあぶらとり紙を活用すること。あぶらとり紙には、リップコスメの油分を抑える働きがあるため、ヨレを防ぐことができるのだという。
俳優のジェニファー・アニストンやエミリア・クラークなど多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのジリアン・デンプシーは、「あぶらとり紙には、リップの色を落とさずに余分な油分だけを吸収する働きがあるから、リップを塗った直後に使うようにしているよ」と米Style casterでコメント。ちなみに、リップクリームやバームの余分な油分もオフできるため、リップメイクの前に下地として使うときは、リップを塗る前にあぶらとり紙を使うのもオススメだそう。
さらには、リップを塗り直すときにも活用できる。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのケイト・リーは、「リップをキレイに塗り直したいなら、一度あぶらとり紙で拭き取るのがオススメ」と米New beautyで明かした。
メイクの前後に使ってヨレ防止に

メイク直しのときに使うのが定番のあぶらとり紙だけれど、プロのオススメにはメイクの前後に使うという活用法も。
美容エディターのクリスティーナ・ハイザーによると、メイクの前や後に使うことでスキンケア製品やコスメの余分な油分をオフできるため、メイクが長持ちしやすくなるのだという。ヨレを抑えるだけでなく、事前に防ぐこともできるとは嬉しい限り。
髪のべたつきを抑える

なんとあぶらとり紙は、髪や頭皮のべたつきまでもオフすることができるよう。
ヘアスタイリストのベル・カナンは、「髪や頭皮がべたついているときには、あぶらとり紙で軽く叩いてみて」とアドバイス。そうすることで、ドライシャンプーのように一時的にべたつきを抑えられるのだという。夏は頭皮もべたつきやすいので、メイク直しのついでに頭皮にも使ってみるとよさそう。
あぶらとり紙を持っている人は、メイク直し以外の活用法もぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)