マクドナルドのベジバーガーを食べた女性が体調不良に。女性はひと口食べてすぐに“異変”に気づいたというが、一体何が?(フロントロウ編集部)

マクドナルドでベジバーガーを頼んだ女性の体調に異変

 イギリスのマクドナルドで動物性食品が一切使用されていないビーガン向けのバーガー、ベジタブル・デラックス(Vegetable Deluxe)を注文した女性が、ひと口食べただけで体調不良に陥るという出来事があった。よほど口に合わなかったのか? じつは、それ以上に深刻な問題が起きていた。

 女性が購入したベジタブル・デラックスには、本来、チキンフィレのかわりに赤ピーマンのペーストをフライにしたものがはさまっているのだが、女性が実際に渡されたバーガーに入っていたのはチキンフィレだった。女性はそのことに気づかず、渡されたバーガーをベジタブル・デラックスだと信じて食べてしまったのだ。

 現在50歳の女性は約45年前から厳格なベジタリアンを貫いており、肉類はまったくといっていいほど口にしてこなかったという。にもかかわらず、店側のミスで誤ってチキンを食べてしまった女性は、すぐさま吐き気をもよおし、その後、12時間近く何も喉を通らなかったことを地元紙のGloucestershire Liveの取材で明かしている。

画像: ※イメージ写真です。

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 マクドナルドもミスがあったことを認めており、「ベジタリアン製品が注文されているのに、肉を提供することは絶対に許されないことだと認識しています。お客様には今回の過ちを心からお詫び申し上げます。これはあってはならないことです。注文ミスを避けるためにいくつかの手順を設けていますが、今回のケースでは明らかに手順が守られていませんでした。なぜこのようなことが起きたのか、現在調査を行なっているところです」と声明を通じて謝罪すると同時に、再発防止に努めることを約束している。

 ちなみに、近年、マクドナルドを含む大手のファストフードチェーンは菜食主義者やヘルシー志向の客を取り込むために、ベジタリアン向けの商品を充実させているが、その裏で今回のようなトラブルがたびたび起きており、「信用して大丈夫なのか?」と心配する声も多い。(フロントロウ編集部)

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