人気俳優のドウェイン・ジョンソンが「アメリカを愛する1番の理由」に選出されたことがわかった。“国民に愛される男”が語った大統領選挙出馬の可能性とは。(フロントロウ編集部)

ドウェイン・ジョンソンは「アメリカを愛する1番の理由」

 プロレスラーから俳優へと華麗なる転身を遂げ、米Forbesが毎年発表している「世界で最も稼ぐ俳優ランキング」で2019年に続き2020年も堂々の1位に輝いたドウェイン・ジョンソンが、米Peopleの「No.1 Reason to Love America(日本語訳:アメリカを愛する1番の理由)」に選出された。

 ドウェインは、「これは私にとってとても意味のあることだ。ありがとう。『アメリカを愛する1番の理由』としてPeopleの表紙を飾ることができてとても光栄だ。私たち全員にとって、この1年は予測不可能で困難なものだった。新しい視点。そして新たな感謝の気持ち。人生で最も重要なことは、いつも目の前にあるものだと気付かされた。家族。友達。テキーラ。この表紙は、私の故郷であるハワイで撮影したんだ。ぜひみんなに読んでもらいたい」と、自身のインスタグラムで喜びを露わに。

 さらに、Peopleのインタビューで、「私はこの国を心から愛している。そして、一生懸命働き、粘り強さによって扉を開いた黒人とサモア人のハーフである私が、この国で得られた機会に限りなく感謝している。多くの意味で、私はこの偉大な国に恩義を感じている」と感謝の言葉を口にした。

大統領選挙への出馬の可能性は?

 ちなみに、Peopleのインタビューでは将来的にアメリカ大統領に立候補する可能性についても言及。

 まずは軽くおさらい。2020年のアメリカ大統領選挙にラッパーのカニエ・ウェストが立候補したことが記憶に新しいが、じつはドウェインも以前から「将来的に大統領選に出馬するのでは」と言われてきた人物のひとり。

 本人も意外と乗り気で、一部の人たちのあいだで“ドウェイン待望論”があることに対し、「今のところわからないけれど、知事や大統領になるという考えを否定はできないな。魅力的なことだと思うよ。それ以上に、(政治家や大統領になるということは)世界的規模で人々の生活に実際に影響を与える機会を得ることだからね」と、2017年に米GQのインタビューで前向きなコメントを残していた。

画像: 大統領選挙への出馬の可能性は?

 また、自身の半生をコメディタッチで描く伝記ドラマ『Young Rock(原題)』の劇中でも、今から約11年後の2032年に「アメリカ大統領選に立候補する」という設定になっており、“ドウェイン・ジョンソン大統領誕生”がますます現実味を帯びている。

 ドウェインは、「私は政治家ではないし、政治的な情熱を持ったこともない。率直に言って、政治や政治家につきもののクソみたいな出来事に対処する忍耐力やあきらめもない」としたうえで、「でも、もし私が大統領になることを46%のアメリカ人が支持しているなら、私はそれを謙虚に受け止め、尊敬の念を持って立ち上がり、彼らの声に耳を傾け、学ばなければならない」と、米Piplsayが今年4月に行なった世論調査で46%のアメリカ人が「ドウェインが大統領になることを支持する」と回答したことを引き合いに出し、肯定もしなかったが否定もしなかった。

 さらに、大統領選挙に出馬するかどうかは別として、「誰かが働いて、家族の面倒を見て、夢を実現する機会を作るために私ができることがあれば、それこそが自分のやるべきことだと思っている」と、人のためになることをするのが自分の本望だとも明かした。(フロントロウ編集部)

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