『ブラック・ウィドウ』公開が迫る
『ブラック・ウィドウ』は、7月8日(木)映画館&7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開となるマーベル映画。新型コロナウイルス感染拡大による度重なる延期を経て、ついに公開となる。
スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ初の単独映画となる本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれ、フローレンス・ピュー演じるエレーナに“バトンを渡す”として非常に注目されている。
そんな本作の試写がアメリカで開始され、いくつかのレビューが到着した。
『ブラック・ウィドウ』は面白い?
映画を一足先に鑑賞した批評家たちのレビューはどれも上々。“ロシア版キャプテン・アメリカ”的な存在であるレッド・ガーディアンを演じるデヴィッド・ハーバーの存在感についても、多くの人々が言及していた。
米Fandangoのマネージング・エディターであるエリック・デイビスは、「『ブラック・ウィドウ』は、緊張感のある、アクション満載のスパイ・スリラーで、ナターシャの物語を直感的かつ感情的に描ききっています。フローレンス・ピューは観客を夢中にさせ、即座にMCUのアイコンとなりました。これは『ミッション:インポッシブル』や『テルマ&ルイーズ』のような味もあるMCUのボンド映画のようなものです」と大絶賛。
Marvel movies are back! #BlackWidow is a tense, action-packed spy thriller that truly completes Natasha’s story in a visceral & emotional way. Florence Pugh CRUSHES it & is an instant MCU icon. This is like the MCU's Bond movie w/ shades of MISSION: IMPOSSIBLE & THELMA & LOUISE. pic.twitter.com/bauc2XVQlF
— Erik Davis (@ErikDavis) June 17, 2021
米Varietyなどのライターである映画評論家のコートニー・ハワードは、「『ブラック・ウィドウ』は素晴らしい。爽快なアドレナリンの放出。スカーレット・ヨハンソンとフローレンス・ピューは、見事な掛け合いとバレエのようなスタントをこなしています。デヴィッド・ハーバーは本当に素晴らしい。大掛かりなアクションシーンは、スリリングでパワーがあり、巧みに構成されています。幾重にも重なるテーマの共鳴」と語った。
#BlackWidow is excellent. An exhilarating shot of adrenaline. Scarlett Johansson & Florence Pugh nail the banter & ballet-like stunts. David Harbour is absolutely terrific. Big action set pieces are thrilling, propulsive & capably constructed. Multi-layered thematic resonance. pic.twitter.com/ew9r1NXvfL
— Courtney Howard (@Lulamaybelle) June 17, 2021
また、米FANDOMのエディター、エリック・ゴールドマンは「『ブラック・ウィドウ』を見ました!よくできたアクションとユーモアに混じって、MCUで見たことのあるようなダークな内容もあり、パンチが効いています。キャストも素晴らしく、中でもフローレンス・ピューの存在感は際立っています。終盤のいくつかはなくてもよかったかもしれませんが、全体的にはとても面白かったです」とコメントしている。
I saw #BlackWidow! Interlaced with the well done action and humor is some of the darker material we’ve seen in the MCU, which packs a punch. The cast is all great with Florence Pugh a standout. A couple of beats near the end I could have done without but overall I really dug it.
— Eric Goldman (@TheEricGoldman) June 17, 2021
IGNのライターであるジュリア・アレキサンダーは、「『ブラック・ウィドウ』はとても気に入りました!! 長年のファンのための自虐的ジョークが満載で、かつ不条理さをうまく演出するのに十分な自覚があり、MCU映画の中でも最も面白い作品のひとつです。フローレンス・ピューとデビッド・ハーバーがショーを盛り上げています。いくつか難点があるのは間違いない。しかし私は非常に気に入りました。絶対に映画館で見て!」と、感想を述べている。
I really liked Black Widow!! One of the funnier MCU movies, w/a ton of self-referential jokes for longtime fans, enough self-awareness to make the absurdity work. Florence Pugh & David Harbour steal the show. Definitely has some issues. But dug it! Absolutely see it in theaters! pic.twitter.com/i8s96I14It
— julia alexander (@loudmouthjulia) June 17, 2021
一足先にみた人々によると、新キャストとして加わるフローレンスとデヴィッドはかなりいい味を出しているよう。映画『ブラック・ウィドウ』は、7月8日(木)映画館&7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開となる。(フロントロウ編集部)