恋愛事情を秘密にし続けたケンダル・ジェンナー
6月17日にアメリカで放送されたシーズン20のフィナーレをもって、14年の長い歴史に幕を下ろした人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』。カーダシアン／ジェンナー家の面々や彼らとともに番組を盛り上げてきたキャストたちが出演して、これまでを振り返るリユニオン（特別番組）のなかでは、さまざまな騒動の裏話やファンたちがずっと気になっていた、カメラには収められなかった一家のプライベートにまつわる情報などが明かされて話題となっている。
フィナーレの翌週に放送されたリユニオン第1弾では、カーダシアン／ジェンナー家の四女であるモデルのケンダル・ジェンナーがめずらしく自身の恋愛についてトーク。
ケンダルといえば、姉妹たちのなかで最もプライベートについて口が堅く、とくに恋愛に関しては“完全秘密主義”を貫いてきたことで有名。
そんなケンダルは、つい最近になり、約1年前に熱愛が発覚し、交際がウワサされてきたNBA選手のデビン・ブッカーと真剣に付き合っていることをインスタグラムへの記念日投稿を通じて明かしたばかり。
©Kendall Jenner/ Instagram
次女のキム・カーダシアンをはじめ、恋人や婚約者、配偶者との関係を番組内で赤裸々に見せてきた姉妹たちとは違い、『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に歴代の彼氏を登場させたことがなかったケンダル。
その理由について、同番組のプロデューサーの務めたファルナズ・ファルジャムは、ケンダルが「相手の意図がわからない（または見抜けない）こともあるから、最低でも1年付き合った人しか番組に出演させない」という“1年ルール”をもうけていたからだと、先日公開されたポッドキャスト『The Daily Dish（原題）』で説明していたが、今度はケンダル本人が、これまで世間に自分の恋愛事情を明かしてこなかった背景に言及した。
恋愛について秘密にし続けた理由
リユニオンの司会を務めたコメディアンのアンディ・コーエンから、ボーイフレンドであるデビンとの交際をなぜ秘密にし続けたのかと聞かれたケンダルは、これまでの経験上、相手との関係を公にしないほうが「うまくいくから」と回答。
「私と（妹の）カイリー（・ジェンナー）は、姉たちが公衆の面前で結婚や恋愛、失恋を経験するのを見てきたからね」と、カーダシアン家の姉たちの恋愛のほぼ一部始終が世間に知られてしまっており、一筋縄ではいかない恋が多かったことを反面教師にして「私の場合は（恋人との関係を公にしないほうが）人生も相手との関係もずっとうまくいく。恋愛はプライベートな問題だし、他人に知られたり意見されたりするべきものじゃない」と悟ったと話した。
NBA選手ばかりと付き合っている？
フェニックス・サンズに所属するデビンのほかにも、過去にはブレイク・グリフィンやベン・シモンズ、デアンジェロ・ラッセル、ジョーダン・クラークソン、カイル・クーズマといった複数のNBA選手とのロマンスがウワサされたケンダル。
NBA選手という特定の職種の男性たちと浮き名を流してきたことから、デビンとの熱愛が報じられた2020年の春には、あるユーザーが「（NBA）選手間でケンダルを回してる」というコメントに3人の男性が女児を投げて遊ぶGIF画像を添えてツイッターにアップするという悪質なジョークの標的にもなった。
2021年4月、ニューヨークでデビンとデートに出かける様子。
この時、ケンダルは「まるで私が自分の“アソコ”をちゃんと管理できてないみたいな言い草ね」と“誰にでも股を広げているわけじゃない”とキッパリと反論していたが、世間でのイメージは相変わらず。
リユニオンのホストであるアンディから、この件に関してつっこまれると、「別にＮＢＡ選手とばっかり付き合ってきたわけじゃないよ。ちょっとリサーチしてもらえばわかることだけど」と過去に熱愛が報じられたシンガーのハリー・スタイルズやラッパーのエイサップ・ロッキーとの関係を暗に引き合いに出しつつ、「でも、自分には好きなタイプがあることを恥ずかしいとは思わない。それに、私はもとからバスケットボールファンだから」と開き直ってみせた。
デビンとの交際は、ケンダルが自分に課していた“1年ルール”を突破したけれど、時期を同じくして『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』は終幕。以前よりは恋愛についてオープンにするようになったケンダルだが、今後も基本的にはひっそりと愛を育んでいくことになりそう。（フロントロウ編集部）
