カルティエが新作ジュエリーを発表
ジュエリーブランドの代表格といえばカルティエ(Cartier)。これまでも様々な名作を発表してきたカルティエが、新たにハイジュエリーコレクション「Sixième Sens par Cartier(シジエム サンス パル カルティエ)」を発表。
「Sixième Sens par Cartier」はハイジュエリーに宿る魂、すなわちハイジュエリーだけがもつ、人の心を打つ独自の表現を示すもの。驚きと感嘆の眼差しを釘付けにし、千年来のストーンの奥深い魅力に引き込み、見る人に鮮やかな感情を呼び起こすコレクション。
人の知覚を狂わせ、あらゆる感覚を刺激し想像力をかき立てる「Sixième Senspar Cartier」のアイテムを紹介。
ファン
トップに輝く8.20カラットのルビーの真下に4.01カラットのローズカットダイヤモンドを配したリング。ルビーに差し込んだ光がダイヤモンドに達すると、生き生きとしたレッドの色合いが鮮烈さを増す。異なるサイズと色のストーンから生まれるコントラストは、極限まで見えないようにデザインされた台座によって引き立てられる。
メリド
ダイヤモンド、オニキス、ロッククリスタルが幻感的な格子模様を描き出し、絶えず動きを感じさせるネックレス。シンプルであると同時に、作品に力強さをもたらすモチーフは、1つ1つの要素が異なる高さで隣り合い、ストーンが無限に増え続けていくような視覚効果によってジュエリーの立体感が一層増す。
ピクセラージュ
カルティエのシンボルでもあるパンテールの象徴的なスポッツモチーフを取り入れたネックレス。ポリッシュ仕上げのオニキスが斑点を思わせる一方、ホワイト、イエロー、オレンジダイヤモンドは黄金色に輝く豊な毛皮を表現し、合計27.43カラットの魅惑的な金褐色のトパーズ3個がそれを引き立てる。肌に触れると、まるで軽快なパンテールが形づくられていくような躍動的なジュエリー。
パレリア
視覚を惑わし、抗いがたい魅力を放つリング。中央に鎮座する21.51カラットの鮮やかなブルーサファイアカボションは、まるで内側から光を発するように輝き、その周りに5重の括弧のように配されたダイヤモンドとエメラルドは、光を反射させながら、湖面のように広がる。洗練を極めるモチーフは、取り外してブローチにすることも可能。
アラクソア
魅惑的な構造と鮮やかな色が、厳格で精緻な技によって生まれたネックレス。エメラルドを色と大きさで選別した後、メゾンのサヴォアフェールに深く根付いた専門技術によりジュエリーを構築。ストーンを糸に通して紐状にした後にフリンジにする技術によって1つになったエメラルドは、まるで素材が生きているかのように完璧なしなやかさで流れ、あちらこちらに点在するダイヤモンドは動くたびに束の間の煌めきを添える。
シャルカラ
カラートルマリンとサファイアのピンクにガーネットの鮮やかなオレンジ色とダイヤモンドの輝きが加わり、同系色のなかに美しいバリエーションをみせるネックレス。直線と曲線のバランスのなかに、ゆったりとしたボリュームを際立たせるデザインは、芳醇な果実が溢れるような有機的なフォルムを想起させる。
コリュサン
ダイヤモンドの魔法の力を鮮やかに示す、カイト、オクタゴナル、エメラルド、トライアングル、バゲット、ブリリアントの合計6種類の異なるカットを採用したネックレス。メゾンのスタイルを象徴する多様なカットの組み合わせとダイヤモンドの輝きの広がりが真のリズムをクリエイションに与える。(フロントロウ編集部)