ジョージ王子は自分の将来について知っている?
ご存じの方も多いと思うが、英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の長男として生まれたジョージ王子は、将来、イギリスの君主になることが約束されている。7月に8歳の誕生日を迎えるジョージ王子はそのことを知っているのだろうか? それともまだ何も知らされていないのだろうか?
ウィリアム王子はいつどのようにして息子にこの重大なニュースを伝えるのか、あるいは伝えたのかを世間には公表してないが、王室暴露本『Battle of Brothers(原題)』の著者ロバート・レイシー氏によると、ジョージ王子が7歳を迎えた頃に自分の将来について伝えられた可能性が高いという。
レイシー氏によると、ウィリアム王子はジョージ王子に“普通の家庭で、普通の教育を受けて育ってほしい”という思いから、彼が将来的に担うことになる王室での奉仕と義務について話すことをずっと控えてきたという。それと同時に、ウィリアム王子とキャサリン妃は、自分たちの好きなタイミングでジョージ王子にこの話題を切り出すことを望んでいたとされている。
現在の君主であるエリザベス女王を曾祖母に持つジョージ王子は、父方の祖父であるチャールズ皇太子、父であるウィリアム王子に続く第3位の王位継承者で、妹のシャーロット王女(6)が第4位、ルイ王子(3)が第5位と続く。
両親であるウィリアム王子とキャサリン妃、もしくはジョージ王子本人がいつの日か自らの口で真実を語るまでは、この話が事実かどうかもわからないが、レイシー氏は「ウィリアム王子は、自分が早い段階で王室の人間としての運命に気を揉むはめになったことに不満を持っていました。だからこそ、息子であるジョージ王子には普通の生活を教育を与え、君主制を現代に適合したものにすることが自分の使命だと思っているのです」と、自著に新たに追加されたチャプターに綴っている。(フロントロウ編集部)