オリヴィア・ロドリゴは新たなアヴリル・ラヴィーンとエド
今年1月にシンガーとしてのデビューシングル「drivers license」をリリースし、同曲がリリース初週から8週連続で全米シングルチャートの首位を独走するなど、2021年最初のブレイクアーティストとなったシンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴ(18)。
ポップパンクなサウンドが印象的なサードシングル「good 4 u」でも全米シングルチャートの1位を獲得したオリヴィアは、勢いそのままに、5月21日にリリースしたデビューアルバム『サワー』で全米と全英のアルバムチャートで1位を獲得し、全米シングルチャートのトップ10にアルバムから3曲を送り込むという快挙まで達成。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せているオリヴィアだが、同じシンガーソングライターのエド・シーランは、そんなオリヴィアを、2000年代に同じく10代で鮮烈なデビューを飾ったアヴリル・ラヴィーンの再来と考えているよう。
今回、米ラジオ番組『Most Requested Live(原題)』に出演したエドはそのなかで、オリヴィアのようなアーティストが現在の音楽シーンを席巻していることについて話を振られると、「オリヴィア・ロドリゴは大好きだよ」とオリヴィアのファンであることを明かした上で、「good 4 u」などでロックな音楽もお手のものであることを証明したオリヴィアについて、次のように続けた。
「この比較をオリヴィアが好ましく思ってくれるかは分からないけど、僕は何年も前から、世界には新しいアヴリル・ラヴィーンが必要だってずっと言ってきたんだ。ロックをして、曲も書けるっていう女の子がね。彼女はまだ17歳(※)で、お見事という感じだよ」。
※正確には、2003年2月20日生まれの18歳。
ソングライターとしての才能をベタ褒め
「音楽シーンで起きている現象そのものについても、素晴らしいと思うよ」と語ったエドは、「興味深い状況にあるよね。誰かが、他の誰かに歌ってもらうために(曲を)創っているという状況ではないんだ。オリヴィアが、自分自身が経験したことを基に書いた『drivers license』をリリースして、それが世界一の楽曲になるんだからね」と、自ら書き上げた楽曲で世界を制してみせたオリヴィアのソングライターとしての才能を称賛。
「『good 4 u』も同じだよ。すごく良いことだよね。僕個人も、基本的にはそういう世界の出身だからね」とエドは語り、同じように自分の体験を基に楽曲を書いているシンガーソングライターとして、オリヴィアの活躍を嬉しく思っていると明かした。(フロントロウ編集部)