アメリカで、酔っ払い運転の車が発火しながら走行するという事件が発生。その様子、あの名作を思い出さずにはいられない…!(フロントロウ編集部)

飲酒運転中の車が発火

 アメリカのネブラスカ州オマハで、1人の男が酔っ払い運転で住宅街を走り抜けた。その車の後ろには…、火が!

 皮肉なことに、この火の原因となったのは、消火栓。警察の発表によると、男が運転する車は消火栓をひいて車の下に。そして消火栓が車のガスタンクに穴を開け、消火栓が地面に擦れて火花を散らしたことでガスから発火したと見られるという。

 男は消火栓をひいたまま数ブロックを進み、彼の車だけでなく、男の親族が所有する車も火災損害を受けたそう。また、隣人の庭も焦げ、スプリンクラーシステムにダメージを受けたという。

 男の血中アルコール濃度は基準値の2倍以上だったそうで、ケガ人が出なかったことは不幸中の幸い。また、車が走行していた場所によっては、より大きな火災になっていた可能性もある。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を思い出す人続出

 しかし、車が走っていた後ろを火が駆け抜けていく様子は、映画好きの注目も集めることになった。なぜなら…、というのは、映像を見れば分かるだろう。

 1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車のタイムマシーンであるデロリアンが初めてタイムトラベルをしたシーンにそっくりだから!

 SF映画の歴史に残る名シーンが、まさか飲酒運転の車によって再現されてしまうとは。

 事件を起こした男は、過去にも飲酒運転で罪を問われており、今回で2度目。また今回は、危険運転と、物的損害の現場から逃げた罪にも問われているという。男が本当にタイムトラベルを出来たなら、過度な飲酒癖がつく前まで戻ったほうが良いようだ。

(フロントロウ編集部)

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