ショーン・メンデスがカミラ・カベロとの喧嘩を振り返る
今から約2年前にリリースしたコラボ曲「Senorita(セニョリータ)」がきっかけで、数年前から思いを寄せていたカミラ・カベロとの交際をスタートさせたショーン・メンデスが、最近、カミラと喧嘩した時のことをポッドキャスト『Man Enough(原題)』で振り返った。
「彼女に対して声を荒げてしまったんだ。そしたら、彼女に『そうやって大きな声を出すあなたは好きじゃない。どうして大きな声を出すの?』って言われて。(自覚がなかったから)つい身構えてしまったんだ。それで『僕は声を荒げたりなんかしてない!』と言い返した。実際、僕は彼女に向かって声を荒げていた。自分が大きくなったのに対して、彼女が萎縮しているのがわかって、『ああ、もう最悪』って思った。僕は自分が悪者になるのが怖い。悪いことをするのが怖くてたまらないんだ」
喧嘩がヒートアップするにつれ、自分でも知らないうちに声を荒げてしまったことに、誰よりもショックを受けたのはほかでもないショーン自身。
「もしかしたら、僕にも悪い部分があるかもしれない。だとしても、僕はそれを受け入れるしかない。もうひとりの僕はここにとどまって、すべてのトラウマを解放されて大丈夫になるまで一緒になって問題に取り組み、寄り添うしかないんだ。でも、僕の中にはちょっとした闇があることは避けられないし、そのような闇が存在していると考えるだけでゾッとする」
こう語ったショーンに番組ホストが「カミラに謝った?彼女は慰めてくれた?」と問いかけると、ショーンは少し申し訳なさそうな様子で、「僕はその問題を悪や恐怖のせいにしたけど、彼女はそんな僕のことを慰めてくれた。じつは、20分くらい別々に本を読んだりして時間を過ごしたあと、ようやく『あれは行き過ぎていた。本当にごめん』と彼女に謝ることができた」と答えた。
ショーンいわく、今まさに自分が抱えている問題に取り組んでいる真っ最中だそうで、「自分では傷つきやすい状態だと思ってるかもしれないけど、(声を荒げるというのは)実際には自分を守ろうとしているだけなんだ」と語った。
ちなみに、とにかく誰に対しても優しい“良い人”で知られるショーンだが、「ショーン・メンデス=良い人」というイメージにショーン本人が縛られすぎていることから、「良い人でいることへのこだわり」が自分の弱点であり、恐らくカミラもそれに同意するだろうとしている。(フロントロウ編集部)