意外とやりがち!スキンケアの落とし穴
モデルのベラ・ハディッドやカーラ・デルヴィーニュ、リアリティスターのキム・カーダシアンなど多くのセレブ顧客を抱え、世界中にファンを持つ人気フェイシャリストのジョアンナ・チェコ。
数々のトップモデルや人気俳優たちの肌を見てきたジョアンナによると、なかなか肌の調子が上がらない人たちのなかには、じつは間違ったケアをしている人も多いという。そこで、今回はスキンケアをするときに、ついやりがちな「3大NG習慣」を米Who What Wearで紹介した。
1.肌をこすりすぎている
毛穴の黒ずみや肌のくすみを解消しようと、つい洗顔時に念入りに肌をゴシゴシとこすってしまう人も多いけれど、ジョアンナいわく、これは絶対にNG。肌に大きな負担をかけ、シワや色素沈着の原因になることがあるそう。

また、ニキビ跡のケアに効果的な「ピーリング(角質ケア)」のしすぎにも注意。ジョアンナは「角質ケアは悪いことではないけれど、やりすぎないように気をつけて」と忠告。肌が乾燥したり、敏感なったりする恐れがあるという。ほかにも、ピーリング剤の刺激が気になる場合は「クレンザー(洗顔料)と混ぜると、よりマイルドになることがある」と彼女は勧める。
2.朝と夜で同じスキンケアをしている
スキンケアをするとき、なんとなく朝と夜で「同じ製品」を使用している人も多いと思うけれど、ジョアンナいわく、スキンケア製品は朝晩で分けたほうがいいそう。
とくに、美容液、乳液、パックなどのスペシャルケア製品は「夜の時間帯」に使用するのが効果的だそうで、ジョアンナは「(夜の)リラックスタイムは、若返りのゴールデンタイムでもあり、スキンケア製品を吸収する力が(朝に比べて)約60%もアップする」と主張。

続けて、ジョアンナは「そのため、すべてのスキンケア製品の効能は、朝と夜では大きく異なってくる」と話し、エイジングケアなどの高い効果が期待できる成分は、夜の時間帯に取り入れるべきだと強調した。
3.友人のアドバイスを参考にする
スキンケア製品やコスメを購入する時、よく友人や家族の口コミなどを参考にするという人も多いと思うけれど、ジョアンナは「参考にしないほうがいい」とコメント。
というのも、友人や家族であっても、自分と同じ肌質や生活習慣、スキンケアのニーズがあるとは限らないから。たとえ友人の肌に合うスキンケア製品であっても、自分の肌には合わずに肌荒れを起こしたり、期待した効果が得られなかったりする場合が多いとジョアンナは言う。

そのため、新しいスキンケア製品を試してみたい場合は、皮膚科医や美容の専門家に相談するか、自分の目で成分や効能を確かめてから使用したほうがいいとアドバイスした。
美肌づくりの一歩は、正しいスキンケアを知ることから。なんだか最近、肌の調子がよくないと悩んでいる人は、プロの意見を参考にふだんのスキンケア習慣を見直してみては。(フロントロウ編集部)