赤リップを“今っぽく”見せるコツとは?
メイク好きなら必ず1本は持っているリップの定番カラー「赤リップ」。そんな年齢を問わず人気の高い赤リップにも、じつは毎年トレンドのテスクチャーや塗り方があり、ただ唇に直塗りするだけでは、少しメイクが古く見えてしまうことも…。
そこで、英ナチュラルコスメブランドVapour Beautyのトップメイクアップ・アーティストを務めるニコル・クジロが、今っぽい赤リップの選び方やおすすめのメイク方法を豪Beauty Crewで紹介した。
テク1.ソフトマットorサテン仕上がりを選ぶ
ニコルによると、自分の肌色に合う赤リップを選ぶのはもちろんのこと、赤リップの「質感」にもこだわるのが今っぽいメイクに仕上げるのポイント。
ニコルは「非常になめらかで光沢のある赤リップよりも、最近はソフトマットな仕上がりや、自然なサテン仕上がりのほうが好まれる」とコメント。これらのテクスチャーは、マスクの下につけても付着しにくいだけでなく、「用途に応じて色をつけ足したり、ぼかしたりできるので、今っぽい赤リップを作りたいならおすすめ」とニコルは話している。
テク2.指につけてトントンと塗りこむ
赤リップを塗るとき、口紅から直塗りしたり、リップブラシを使ったりと、さまざまな塗り方があると思うけれど、ニコルいわく今年のイチオシは「指塗り」。
ニコルは「唇の中央から指でタップするように色をのせるのが好き」とコメント。「指先の温かさで、唇に(リップの)色素が自然になじむから、リップがにじみにくくなって、長時間キープされるよ」とのこと。
肝心の赤リップの塗り方については「唇の中央から外側に向かって、指でトントンと叩きこむように、少しずつ色をのせていくのがコツ。そして最後に唇のラインを指で柔らかくぼかす。唇のラインをぼかすときは、リップブラシを活用するのもいいよ」とアドバイス。こうすることで、赤リップの色を最大限に引き出しつつも、今っぽいリップメイクに仕上がるという。
赤リップはひと塗りでガラリと印象を変えられる一方で、つけ方次第ではメイクが古く見えることも。プロの塗り方を上手にマスターして、今っぽい抜け感のあるリップメイクをゲットしてみて。(フロントロウ編集部)