ウィル・スミス、撮影現場のためにひと肌脱ぐ
7月4日はアメリカの独立記念日。大勢の人がアメリカの独立をお祝いするためにパーティーを開催している。そこで欠かせないのが花火。米TMZによると、首都ワシントンD.C.のナショナル・モールで開催された独立記念日のために行なわれた花火大会には、約3,000万円(27万8,500ドル)もの費用がかけられたという。
その他の都市でも盛大に花火が打ち上げられるため、「アメリカ独立記念日=花火」というイメージが強いほど花火は独立記念日に欠かせないアイテムだが、ニューオーリンズでは資金不足のため、花火大会を中止しなければいけなくなってしまった。
しかし、ここで立ち上がったのが俳優のウィル・スミス。ウィルは現在、映画『イコライザー』シリーズのアントワン・フークアが監督を務める、Appleが世界配給権を獲得した実話に基づくアクションスリラー『Emancipation』の撮影でニューオーリンズに滞在。
このニュースを知ったウィルは黙っておらず、ミシシッピ川の上空に大きな花火を打ち上げるべく、ウィルとウィルの会社であるウェストブルック社がなんと約1,100万円(10万ドル)もの資金を提供。
ニューオーリンズのラトーヤ・カントレル市長もウィルが資金を提供してくれたことに大喜びで「2021年7月4日(日)午後9時、ミシシッピ川沿いのニューオーリンズで、『Go 4th on the River』がプロデュースする花火大会が開催されます。この花火は俳優でありプロデューサーでもあるウィル・スミスが、彼の会社であるウェストブルック社と協力して実現したものです」とツイートしてウィルに感謝した。
A fireworks display produced by "Go 4th on the River" will take place in New Orleans along the Mississippi Riverfront at 9pm Sunday, July 4, 2021��
— Mayor LaToya Cantrell (@mayorcantrell) July 2, 2021
The gift of city fireworks was made possible by actor and producer Will Smith, along with his company Westbrook�⚜️ pic.twitter.com/oWI8b8YOap
ウィルのお陰で無事に花火大会が開催されたニューオーリンズ。ウィルは多くの人を喜ばせるエンターテイナーらしく、独立記念日の夜に大きな花火を打ち上げる手助けをし、今回は市の一大エンターテインメントである花火大会をバックアップした。(フロントロウ編集部)