スカーレット・ヨハンソンの夫がネタバレに過剰反応
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『ブラック・ウィドウ』で、主人公のブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを演じる俳優のスカーレット・ヨハンソンが、夫でコメディアンのコリン・ジョストが『ブラック・ウィドウ』の「ネタバレ」を過剰に気にしていたことを、米ラジオ局SiriusXMの番組『The Jess Cagle Show(原題)』で明かした。
2005年から人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』の脚本家を務めるコリンは、コミック・ブックの大ファンで、なかでもマーベルコミックスの『ウルヴァリン』がお気に入りだという。そんなコリンが最も嫌うのが、いわゆるネタバレ。
そのため、『ブラック・ウィドウ』の撮影期間中は、“今日あった出来事”を話すこともままならかったそうで、発言にかなり気を使う必要があったという。
「大がかりなアクションシーンや物語の重要な部分を撮影している時、彼は一切私の話を聞くことができなかった。本当に何も聞きたがらなかった。ひとつもね。映画の内容に少しでも関係することは耳に入れないようにしていた」
当然、“ネタバレの宝庫”である台本の読み合わせにも付き合ってくれなかったそうで、「(ネタバレとは無関係の)今日あった出来事は知りたがるけど、『このシーンのセリフを私と一緒に読んでくれない?』って言った途端、『ネタバレしちゃうよね?』って」と、少々呆れた様子で当時のコリンの様子について振り返った。
イギリスのロンドンで『ブラック・ウィドウ』の撮影をしていた時、ちょうどコリンもロンドンで仕事があったため、夫婦で一緒に滞在していたという。多忙の2人にとっては貴重な夫婦水入らずの時間だったため、スカーレットとしてはコリンに自分の仕事をサポートしてもらいたかったが、残念ながら“ネタバレ”という大きな壁にそれを阻まれてしまったよう。(フロントロウ編集部)