色によって異なるカラーマスカラのメリット
遊び心のあるカラーメイクを取り入れたいなら、オススメなのがまつげの色をメイクするカラーマスカラ。定番のブラックやブラウンに代わって好きなカラーを選ぶだけで、オシャレ度をぐんと高められるけれど、さらに選ぶカラーによってはプラスαで嬉しいメリットを得ることができる。
それぞれにどんなメリットがあるのか、カラー別の違いをプロが明かした。
ブルー:目元の暗さをカモフラージュ
夏のメイクにぴったりの涼しげなブルーのカラーマスカラは、目元をぱっと明るく見せるというメリットを持っている。
コスメブランドのジェーン・アイルデールで専属メイクアップアーティストを務めるナタリー・ソトは、「疲れなどで目元がどんより暗く見えるのを隠すもっともクイックな手段は、ブルーのマスカラを使うことだと思う」と米メディアBrit+Coでコメント。ブルーのカラーが目くらましになって、目元の暗さが目立たなくなり、明るい印象に仕上がるという。
ナタリーは、ブルーのマスカラが派手すぎたり浮いて見えたりするときにぴったりのコツも明かし、「ブラックのマスカラの上から重ねると、控えめになってなじみやすくなるよ」とアドバイスした。
グリーン:自然に目元を強調してこなれ感アップ
カラーで遊びたいけれど、目立ちすぎるのはちょっと…という人にオススメなのが、グリーンのカラーマスカラ。
メイクアップアーティストのパメラ・ファラーは、「グリーンは、カラーマスカラでとくに使いやすいカラー。目元を強調しながら、自然な印象に仕上がるよ」と話し、肌から浮きにくく、オシャレ感のあるこなれたメイクができると説明。さらには、茶色の瞳と相性抜群のカラーだと補足した。
ちなみにパメラによると、グリーンのなかでもオリーブ系やエメラルド系のカラーが挑戦しやすくオススメだそう。
レッド:ほんのり血色感のあるメイクに
バーガンディをはじめとしたレッド系のマスカラは、日本でも比較的人気の高いカラー。そんなレッドには、血色感が高まるというメリットがあるのだとか。
パメラによるとレッドのカラーマスカラを使うと、赤やピンクなどのコントロールカラーに近い視覚効果が得られるのだという。これらの色のコントロールカラーは、くすみを抑えて血色感を高めて見せる働きを持っているため、目元や顔の血色感をほどよく高められるそう。
また、合わせるのにオススメなアイシャドウのカラーについてセレブ御用達メイクアップアーティストのニール・シベリは、「バーガンディのマスカラを使うなら、アイシャドウはブラウン系を選ぶと統一感が出るから試してみて」と米The zoe reportでアドバイスした。
カラーマスカラを使うときには、自分の好みだけでなく、プラスで得られる嬉しい効果も参考にして選んでみては。(フロントロウ編集部)